フィレンツェについて書く前に、今日はFuori Saloneについて書きたいと思います。
以前書いたことがあるミラノサローネと付随するミラノデザインウィーク、通常は年1回のようなのですが、おそらくコロナがあったことでイレギュラーな日程になっているのか、前回から1年足らずで今週の明日12日までまたやっています。
展示場以外でもいろいろな場所でお店やギャラリーが解放されたり、特設会場などが作られたりして、普段入りづらいような場所にも気軽に入ることができます。
昨日はたまたま息子をいつもと違う少し離れた公園まで自転車で連れて行き、ついでなので電車大好き男にトラムを見せるためにPiazza Napoliまで行き、そこまで来たら本当に目と鼻の先にあるVia Tortonaに行ってきました。
Via Tortonaはmudecという美術館がある通りになります。mudecもなかなか良い美術館ですよ。以前モンドリアンを見に行き、今シャガールをやっていますが、シャガールも早く見に行きたいな。
Via Tortonaだけでも何箇所もやっているのですが、とりあえずひとかたまりで見やすいエリア(Optico 31)になんとなく吸い込まれるように入りました。
結論から言うと、2歳児でも体験できて楽しめるようなものがたくさんありました。
一番初めに入ったのはPreciosaのブース。スワロフスキーなどと同じようにクリスタルガラスを扱う会社です。光と音楽が流れていて、真ん中のクリスタルガラスは木琴や鉄琴ならぬ、硝子琴???笑
バチで叩くと綺麗な音がなります。息子喜ぶ。
そのあとフラフラ歩いているとなんか事務所みたいなところで呼び止められ、2階に上がると子供用にデザインされた遊びのスペース。
また別のところでは日本円にして約2億円分(?)の切り刻んだユーロ札で作られた椅子(肌触りが悪すぎて息子の顔が不快そのもので面白かった)や、木のおもちゃなど。
インテリアブランドのブースでは、色のついた丸を踏むたびに映し出される映像が変わるもの。
それからなんかアウトドアブランド?のブース。
生ハムのサンダニエーレも出してましたね。
結構楽しんでOptico 31を出たら、IKEAが出店しているところが道の向こうに見えたのでそちらも覗いてみました。
大きな椅子があったり、ボールプールがあったり。
ボールプールは深すぎて埋もれて泣きそうになり早々に脱出、笑
段ボールの家や、枕の海、壁紙と一体化できるブースがあったり(わかりますか?顔を隠した人は壁紙と同じ模様の布をかぶっています)。
2時間くらい存分に堪能して、昼前には家に帰りました。
デザインて、見て楽しむだけでなく体感するものなんだな、と改めて感じることができて面白かったです。娘も連れて行きたかったけど、学校の時間だから叶わず、、、
子連れでなければ、高級な雰囲気漂うブレラや、それこそハイブランドのお店が立ち並ぶSan Babilaあたりとか、ミラノならでは!という場所にも行きたかったですが、それはまた来年にお預けになります。でも、子連れならこんな楽しみ方もあるよ、ということで、まだ明日までありますので書いてみました。