父から突然、

 

「お別れ30分前」

 

という写真が送られてきました。それはずっと乗っていた赤いバイクの写真。

 

我が父は若い頃からバイクが大好きで、ここ30年くらいずっと大型バイクに乗っています。しかし年齢はもう70歳。数年前からひょんなことでバイクを倒したり、倒したバイクが起こせなくて私の弟にヘルプを出したり、ちょっと心配する場面が増えてきて、我々子供たちはそろそろダウンサイジングしたら?と働きかけてはきていました。

 

父は若い頃からスポーツマンで、おかげさまで体も丈夫だと思いますが、やはり大型バイクの重さは年齢考えたらちょっと辛いよなという感じはしてきていました。ちょっとした判断とかも鈍くなりますしね。

 

働きかけはしていたものの、いざそうなると私の方までしんみり。。。というのも、私にとっても想い出がいっぱいのバイクなんです。だからさみしい。そして、親が年老いていく姿も、くる。大型バイクが危なっかしく感じ始めた時もそういう気持ちになりましたが、最初は本人大丈夫だからって言い張ってたわけです。けど、今回手放すにあたっては、誰から言われたわけでもなく、昔は軽かったのに最近重いんだよなって呟いてました。うんうん、そうだよね。自分で自覚するくらいなんだからそうなんだと思う。そういうのもあって、私は思いの外動揺。。。

 

父曰く、もう20年も乗っていたよ、と。そんなになるのか〜

 

実は、このバイクの前に乗っていたバイクは窃盗団によって盗まれたんですよ滝汗ある朝、ガレージもどきの門が開いていて、あれ、バイクないね、車検とかだったっけ・・・・じゃないよね!!あれ!盗まれた!!!苦笑

夜中に音もなくプロによる犯行。ショックでたまりませんでした。そのあとやってきたバイクが今回手放すことにしたバイクです。

 

盗まれたバイクにも、今回のバイクにも、中学生くらいの頃から社会人になって家を出るまでたくさんタンデムで乗せてもらってお出かけしました。数え切れないくらい。私は、いわゆるお父さん臭い、嫌い、みたいな時期を経験してなかったような気がしていて、父とはずっと仲が良かったと思います。だからお出かけも好きでした。

 

そんな父の影響を受けて、私も大学生の頃には普通自動二輪の免許を取り、中型バイクに乗っていた時期がありました。懐かしいです。危険なのはわかるけど、季節がいい時に風を切って走るのって最高に気持ちいいんですよね。

 

イタリアにいる今も、レンタルバイクとかでお出かけしてみたいなーという気持ち、実は持ってます。絶対素敵な場所がたくさんあるから。ピエモンテやトスカーナの田舎、北イタリアの山々。バイクで走ること想像したらたまらない、、、まあ実現可能性は低いかな。ギアの替え方すら、忘れてしまった。乗れば体が思い出すのでしょうか?

 

母ともつい最近までバイクでたくさんお出かけしていたようなのですが、突然思い立ったようです。母もさみしがってました。

 

きっと父のことなので、もう少し小さいサイズに乗り換えるとは思うのですが、どうか安全に気をつけて楽しんでほしいです。

 

若かりし日の父と私、それぞれの愛車と共に↓

85年だって、、、