先日、留学時代のイギリス人の友人に会いにボローニャへ行ってきました。

 

友人が住んでいる国はイギリスでもイタリアでもないのですが、コロナ規制が厳しい国で子供もずっとオンライン授業。。。友人の仕事自体は元々10年くらいオンラインでしているので、居住する国の状況が落ち着くまでは旅をしながら欧州を移動していて、イタリアに長く滞在している状況でした。

 

ミラノには来る予定がないと言っていたので、今友人が滞在している場所とミラノの間くらいの街を選んだ結果たまたまボローニャでした。笑

ボローニャといえば、中田とボロネーゼ!くらいしか予備知識はなく、期待値が低かったというのもあると思いますが、想像を遥かに超えて素敵だったので、何回かに分けてご紹介したいと思います。

 

今回のホテルはVia dell'Indipendenzaと呼ばれる旧市街のメインストリートの一つで、鉄道の駅から来るとちょうど賑やかになり始めるあたりに取りました。

 

この場所も非常によくて、便利だし雰囲気もいいし、でもうるさくない、という絶妙な場所でした。私たちが泊まったのはApartmentの方でしたが、朝食もついて結構おすすめです。(ちなみにbooking.comとかよりも直接予約の方が同条件でもコミッション分安くていいです。)

 

 

イタリアは珍しく祝日があり連休だったので、先日のベルガモの普通の週末の混雑具合を鑑みると相当な人出があることが予測できたので、とりあえずここは、と思った塔は予約をしました。

(そして実際その予測は当たりで、すごすぎる人、イベントの数々、飲食も一苦労。。。かなり疲れました。もっと中心部にホテルを取ろうとしていましたが、やめて大正解でした。笑)

 

Asinelliの塔

 

実は、このふたつの塔は斜塔です。斜塔といえばピサが有名ですが、ピサだけではないんですね〜

なぜ傾いているのかというのが気になるところですが、色々調べても理由がわかりません。。。ピサについては地盤沈下で沈んでしまったそうなのですが、ここも同じなのか、結局わからず。涙

 

昔の権力者たちはどれだけ高い塔を立てられるかで争ったりしたらしいので、色んなところに塔がたくさんあるのだそうですよ。

 

友人とも塔で待ち合わせでした。

歩いて行く道はこんな感じで、ホテルからそんなに時間もかからずマッジョーレ広場に突き当たります。そこで左を向くと既に塔が見えます。

 

 

 

チケット、グリーンパス、名前の確認を終え、500段もの階段を登りました。ギリギリ到着の友達とは、4-5年ぶりの再会だったのに階段に必死でまずは会話なし、笑

 

上から見る景色はこんな感じ。天気のせいで霞んでるとはいえ、レンガ色の街並みはとても素敵です。こんな素敵なところだったんだ!というテンションがここへくる道と塔の上からの景色でマックスになりました!マッジョーレ広場やサンピエトロ大聖堂も見渡せます。

 

 

ちなみに、階段を登っていると途中から傾きを感じることができてしまいます。それは結構怖いというか気持ち悪くなる感覚というか、リアルに傾いていました。。。笑

写真に撮るとなぜか傾いているように見えないんですが、肉眼では傾いていることが明らかに確認できましたよ。

いつか倒れるんじゃないかと心配になりますね。

 

あとは、歩いている道すがら、色々なアートを見ることができました。

 

その中でも、この女性はずっと道に絵を描いていて、通るたびにどんどん出来上がっていくのが見えました。

 

 

 

夜通った時には完成していましたが、次の朝は跡形もなく。。。少し離れた場所にクレヨンは落ちてたけど、、、ゴミは捨てましょう笑

 

もったいないと言うか、気持ちが良いくらいさっぱりしているというか。誰が消すのかな?本人なんでしょうか?

 

 

次の記事ではまだまだ街並みなどを紹介したいと思います。