饒速日(ニギハヤヒ) 命 謎解きの旅
謎めいた神さまである、ニギハヤヒ命が気になっていまして、ずっと参拝したかった籠神社(このじんじゃ)に行くことができました
スタジオジブリノ映画「千と千尋の神隠し」で登場した美少年・ハクの本名を覚えいらっしゃいますか?
コハク川の主で、その名は「ニギハヤミ・コハクヌシ」でしたね。
これは、日本神話の神「ニギハヤヒ」がルーツではないかと言われています
その他にも、籠神社には日本とユダヤの謎など神秘的な謎が沢山、、でもまだそこは語れるほど知識がないので、、
理解できた範囲を投稿させていただきます
前回の投稿で、天橋立のことを書きました。
イザナギの神が、籠神社奥宮の磐座に祀る女神イザナミの神のもとへ通うためのハシゴ🪜が倒れて、天橋立になったということを書きました
天橋立は、籠神社のご神域で、この辺りは、眞名井原と呼ばれていたそうです。
元伊勢の由来
籠神社⛩️の奥宮のある眞名井神社⛩️で、豊受大神(とようけのおおかみ)をお祀りする匏宮(よさのみや)がありました。
ある時、宮中に祀られていた天照大神が新しい居住地を探して全国を旅します。
その中で、豊受大神がおられるご縁で、この地に4年間共に暮らされました
その後天照大神は、伊勢神宮(内宮)に遷られ、約450年後、豊受大神は伊勢神宮(外宮)へ遷られました。
「元伊勢」のなかでも、天照大神と豊受大神が一緒に住まわれたのは、ここ籠神社だけだそうです
そして、両神が伊勢に引っ越しされてから、籠神社と名前を変え、この地を治めていた彦火明命(ひこほあかりのみこと)を主祭神に、
相神に豊受大神、天照大神、海神(わたつみのかみ)、天水分神(あめのみくまりのかみ)を祀り719年に現在の地に移ったそうです。
主祭神
彦火明命(ひこほあかりのみこと)
天照大神の御孫神で天孫ニニギ命の兄弟神。
別名を、天照国照天火明櫛玉饒速日尊 (あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと゠ニギハヤヒ命)であるそうです。
奥様は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。
天照大神から「辺津鏡🪞(へつかがみ)」「息津鏡🪞(おきつかがみ)」という2つの鏡を授けられ、籠神社の海の奥宮である冠島に降臨し、員名井原に豊受大神を祀られました。
籠神社ノ絵馬に、ご祭神がご夫妻で、神神宝🪞🪞と共に描かれています
「籠神社」という名前の由来は、
彦火明命が、塩土の翁の作った籠船に乗って、海の彼方の龍宮🐲🏯✨に行かれたという伝承があるからということですそして、驚くべきことに!宮司を努める海部家(あまべけ)は、彦火明命から数えて83代目の子孫で、家系図家系図が日本最古の系図として国保に指定されているのです
「籠」という字は、上の竹カンムリを取ると「龍」となります🐲
奥宮である眞名井神社の狛犬は、龍🐉です。
すなわち、籠神社は、龍神社🐉と言ってもよいだけの縁起をもっているそうです。
境内の中の写真撮影は、禁止でした🙏
(『元伊勢籠神社の路誌と神道哲学 著者・宮司 海部光彦』wiki参照)