離婚した夫に心を引っ掻き回された頃、両親の経営する会社が大手取引先との契約を打ち切られ、会社の規模縮小、その事で気持ちが荒れてしまった父との衝突と、泣きっ面に蜂状態でした。
心の拠り所となっていたバナナともっと親密になりたい、もっと気を引きたい、そうする事で私の鬱憤が晴れるような気がしました。
私からデートに誘うときっと乗ってくると確信していました。デートが実現間近になればきっともっと甘い言葉を囁いてくれるだろうと予想していました。それでも実際に会う勇気など無く、ただバナナの反応を見て、デートの約束の日までより親密な会話と優しい言葉を楽しもう。もし話が具体的になり困ったら住所や本名を知っている訳でもないし、連絡を断てばいいという軽い気持ちで誘いました。
「飲みに行かない?」
「ん?急にどうした?俺とデートするって事か?」
「いやなの?飲みだけじゃイヤ?セックスもしちゃってもいいよ」
「イヤな訳ないよ。本当にいいのか?セックスも?」
予想通り、バナナは遊べる都合のいい女を見つけ、逃すまいとこれまでよりもLINEの頻度も多くなり、話の内容も深くなり、優しい言葉を度々かけてくるようになりました。
iPhoneからの投稿