大学で好きになったのは、同じ部活に入っていたM。

4年間、彼女に密かな恋心を抱いていたのですが、もちろん友達として振る舞うことしかできず‥‥。心の距離が近くなると嬉しさでいっぱいになり、でもその後にやってくるのは、(これは、友情だから成り立っている関係なんだ)という切なさでした。


その後、お互い就職して会う頻度が減ったことで、Mへの気持ちはいったん落ち着きました。そして私は出会いを求めてオフ会に足を運びました。しかし‥‥色んな人に出会えば出会うほど、Mの芯の強さ、誠実さ、思いやり溢れるパーソナリティと比べてしまい、ついに彼女への気持ちが再熱してしまいました。


(このままでは、進むことも退くこともできない‥)と、まさに八方塞がりの気持ちでした。そこで私が決心したのは、「Mに告白する(自然にカミングアウトする)こと」でした。フラれても良い、むしろ早くフラれることで次のステージに進もう、という半ば前向きな気持ちでMと会う日を迎えました。


当日、レストランでディナーをした後、Mが私の家に寄ってくれました。どんな流れで言ったかはよく覚えていませんが、ずっと好きだったことを泣きながら伝えました。Mの返答は予想通り、「ちゃんと伝えてくれてありがとう。恋人にはなれないけど、友達としてこれからもやっていきたい」でした。この時も、Mの返答から誠実さと優しさを感じましたね。


‥ということで、無事に私の告白は終わって、さあ次の恋に進もうと思ったとき、予想していなかったことが起こります。しばらく経ってから、Mと疎遠になってしまったのです。メッセージをしていても、以前のようにふざ合うことがなくなり、Mは私との関係のあり方に戸惑っているようでした。(今はもう、年に数回グループLINEでメッセージを送り合うくらいです)


私はMにフラれたことがきっかけで、勇気を出して2丁目に行ったり、職場の人にもカミングアウトできるようになりました。(失うものはもう何もないんだから)という謎の勢いがありました。笑 その行動があったからこそ、記事に書いた「なぜか忘れられない人」にも出会えたし、同性の恋人が初めてできました。


なので、私がMに告白したことは人生のターニングポイントになりましたし、後悔はしていません。今振り返っても、私はMに告白するだろうと思います。そうしないと一生モヤモヤが残るだろうから。ただ、その代償に、かけがえのない存在だった心の友を無くしてしまいました。社会人になってから友人はできましたが、濃密な時間を共有した学生時代の仲間とはやはり別物です。


たまに学生時代の写真を見返しては、胸が締め付けられるのは、(Mと私がこの距離感で笑い合うことはもうないんだな‥でも確かに幸せだった)というノスタルジックな気持ちからなんですかね。。。


最後に、私にとってあの告白は大きな意味を持っているけれど、Mにとっても、友達と思っていた私から突然告白されてショックを受けたはずです。自分の気持ちは楽になった分、(Mに重荷を背負わせたのではないか)という想いは正直あります。


私達がもっと歳を取って、向かい合える日が来たら、Mがあのとき本当はどう感じていたのか答え合わせをしたいなあ。


最後までお読みいただきありがとうございました。