「さがしもの」 角田光代

 

本が登場するお話ばかりの短編集です。

本を好きな人が読むとうれしくなる本です。

なぜなら、本と本を読む自分を肯定された気持ちになれるからです。

 

本を読めば、私がなれなかったものになれるし、江戸時代に行くことも出来る。

住んだことのない街に住んでいる気分になったり、一生知り合いになれないような人と知り合いになれたような気分になったり。

 

あとがきに

「この本がなかったら、その本に出合えなかったら、確実に、私の見る世界には一色足りないまんまだろう。だから、この本があって、よかった。助かった。」

っていう文章がある。

あー私もこんな風に思える本に出合いたい。

たくさん出合っているけど、まだまだ出合いたいなぁ。

 


毎年、夏は「新潮文庫の100冊」から1冊買っている。キュンタしおりが欲しくって。
今年はうちわしおりでした。