「奇跡の人」 原田マハ

ずっと忙しい日々が続いている。
忙しいからこそ、現実世界から離れるために本を読んでいます。

「奇跡の人」は、日本版のヘレン・ケラーとアン・サリヴァンの物語です。

安(あん)先生のあきらめない気持ちの強さがすごくって、私だったらもうあきらめるって場面でも安先生は決してあきらめませんでした。

あきらめない。成し遂げる。という強い気持ちが奇跡を起こします。

友の存在も素晴らしいです。
『ありがとう。大好きよ。』
簡単な言葉だけど、この言葉を大切な人に伝えられることはとても貴重で幸せなことと知りました。

『その「文字」を勉強すれば、「本」というものを読んで、ここにいない人の話を知ることができるし、世界中を旅するような気分になることもできる。勉強をして、知らないことをどんどん知って、新しい世界を広げることができるのだ、と、安は易しく説いた。』(P320)

人生100年時代らしいです。
私には、まだまだ、学ぶ時間がありそうです。
今年は新しい世界をみてみようかな。
と思わせてくれたお話でした。



文庫本のカバーイラストレーションは、
『花に囲まれた二人の少女』オディロン・ルドン

二人の少女は、・・・。
想像すると幸せな気持ちになる素敵なイラストレーションです。