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我が家は​自閉症スペクトラムの小6息子(IQ120ほど)、新体操を習っている強気の小3娘、脳出血で救急搬送されたが奇跡の復活を遂げたポジティブモンスターの旦那、息子の発達障がい発覚を機に発達に関する仕事を志すもののまだまだ新米の母nomoの4人家族ですスター


音楽が好きで気が合う医師から「良かったよ。」と聞いて、「カラオケ行こ!」を観てきました。


題名は原作通りなのでまあアレなんですが、もう天才か?!って思うくらいいい話でした。



でも、それは「私」が観たからでしょう。あまりにも私の人生にリンクした内容でした。



今思えば父はバリバリのASDで、親友は一人きり。その親友は世界的なバレエダンサーでしたが、加齢による身体の衰えと共に、苦悩や葛藤を抱き始めるのでした。



私が10歳の頃、その方は自殺で亡くなりました。父は親友の母から連絡を受け、縄から彼を下ろしました。



それまではクラシックや行進曲を好んでいた父が毎日のように聴き始めたのが、X JAPANの「紅(くれない)」でした。



父は私と姉を東京ドームに連れて行き、私の初ライブはX JAPANという衝撃のデビューでした。



映画では綾野剛が「紅」にこだわる理由は触れられませんが、カラオケで「紅だぁ〜〜〜!」と叫ぶ劇中の綾野剛さんはまさに私の父そのものでした。



映画の中で流れる古い名画も、父がよく見せてくれたものでした。



2年前、父はかねてからの希望通り、X JAPANのライブTシャツを着て荼毘に付されました。



父を救い続けてくれた「紅」、私も当然全ての歌詞を記憶しています。好きとか嫌いとか、そういう次元の歌ではありません。



主人公は中3の男子でしたが、ハルキにも何か出会いがあるといいなと思いました(綾野剛さんとは出会えないと思いますが泣き笑い)。



大切な人、もしくは部活動、些細な趣味、歌、なんでもいいのです。



ハルキの狭い世界が少しでも豊かに広がることを願っています。



(今回、映画の最後に拍手が起こっていました)