暦では、目的に対してのタイミングと方位の良し悪しをみます。
風水では、暦に従い自ら動くことで良い結果を導き出せるので、
活用したほうが良いのです。
【太陰太陽暦】
風水では、太陰太陽暦(旧暦)を使います。
これは月の満ち欠けで日にちを知ることができるものです。
ただし、1周期=1か月(29.5日)とするので、12か月で354日となり、
うるう月を32~33か月に一度入れて調整しています。
なので、数年に一度、1年が13か月の年があります。
※現在使っているのは太陽暦(グレゴリオ暦)
太陽が地球を一周する機関(365.25日)から1年を365日として、
4年に一度うるう年として1日調整しています。
【24節気】
太陰太陽暦は、季節と月日が年によって少しずれるので、
そこを補うのが24節気になります。
太陽に合わせ1年を24に分けて約15日ずつの節気として、
季節の目安にしたのです。
旧暦の1年の始まりは、『立春』で2月4日になります。
※春分、夏至、秋分、冬至なども24節気の中の一つです。
【72候】
24節気をさらに約5日ずつの3つに分けたもので、
日本では生活暦に使われています。
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が
72の時候の名前になっていて、
自然の変化を知ることで、
細やかな季節の移り変わりを感じることができます。
例えば、立春のはじめは、
『東風凍解』(とおふうこおりをとく)
「暖かい春風が東方から吹き始め、
川や湖の氷が溶けだすころ」とあります。
なんだかその情景が浮かびませんか?
そして11月に入った今は、
『楓蔦黄』(もみじつたきなり)
「紅葉や蔦が色づくころ」です。
まさに!ではありませんか?
元々、農業で生活していた日本人にとって、
季節はとても重要な情報でした。
自然現象をそのまま名前にしたものが多く、
生命を身近に感じることができる暦です。
古代中国で考案されたものですが、
日本に入ってきて、江戸時代、
日本の風土に合うように改訂されています。
私はこの身近な自然を感じられる72候が大好きです。
その時々に合わせて、紹介していきたいと思います。
旬の自然の気を感じて、運気UPですYO☆彡