【↓2022年夏のブログです

 

 

 

先日、ちょっと大変な熱中症になりました。

 

と書くと大げさになってしまうのですが、

「そこまで大変ではないけど、私としては想像以上」といった具合です。

 

 

 

体調が悪かったわけでもないし、普段動いていないわけでもありません。

ちょっと暑さにやられたかな、、、、から急激に悪くなり、治るまで長引きました。

 

 

熱中症に気をつけよう、という言葉はよく聞きますが、

あまり実感のない方も多いなぁとサーキットで感じることが多いので、

先日の熱中症のことを書きたいと思います。

 

 

 

 

私が熱中症になったのは、2022/06/18-19(土日)のラリーの時です。

 

18(土)は普通に元気でした。

その日の夜は遅くまでラリーの確認をしていたため、翌日は少し寝不足でした。

 

19(日)は前日の夜に大雨が降った影響で、湿度も気温もかなり高かったです。

ラリーのスケジュールに余裕がないのと、SS間のリエゾンがほとんどないため、

トイレに行くことが難しいと考え、水分を少し制限していました。

 

午前のSSが終わり、サービスパークへ戻る時には強めの頭痛と吐き気がありました。

ここまでは「ちょっと暑さにやられたのかな」といういつもの感じでした。

 

そのまま午後をスタートし、

すべて終わってサービスパークへ戻る頃にはかなりひどくなっていました。

 

 

 

「いつもの頭痛かな?」から「あれいつもと違う?」までがあっという間で

気づいた時には、一口水を飲んではもどしてしまう、、、体の中が空っぽになるほどの吐き気と頭痛。

 

一晩寝たら治るだろうと、氷枕をしながら寝付けずに横になり、

夜の間に何度も「水を飲んではもどす」を繰り返しました。

 

 

 

 

翌日になっても状況は変わらず。

 

「あれ?ちょっとひどくなっている?」

昨日ほどの吐き気ではないけれど水を飲むと吐きそう、頭痛は昨日よりひどい。

 

このままだとマズイということで病院へ行くことに。

 

 

 

 

出張中だったので、知らない病院へしらみつぶしに電話をしました。

ただ、こんな時期なので病院も受付してくれません。(コロナ禍のため)

 

●初診お断り

●診察はするけど点滴はやっていません

 

など、7件ぐらいお断りされ、ようやく点滴をしてくれる病院を見つけました。

 

 

 

 

 

点滴をしてもらった後も具合の悪さが続きました。

 

当日はもちろん、翌日も、その翌日も、同じように頭痛、吐き気、ほてり、めまい。

ちょっと動くとすぐガンガンと強くなる頭痛。

 

 

 

結局、熱中症になった日から1週間経っても具合が悪く、

完全に調子が戻ったのは14日程経った頃でした。

 

水分さえも受けつけなくなってしまうこともあるんだと、怖さを実感しました。

 

 

 

 

 

 

熱中症で苦しんでいる間、ネットで見つけたこの言葉。

(リアルに体で感じたこととリンクして)何て怖い言葉だと実感しました。

 

 

ゆで卵は元に戻らない

 

体温が42度を超えると、からだの細胞(たんぱく質)が壊れます。

脳では神経細胞、心臓の 筋肉の壊死、腎不全、肝不全を起こします。

壊れたたんぱく質は元の状態には戻らないため、 ゆで卵が生卵に戻らないのと同じで、熱中症は怖い病気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ大丈夫、と思う時には黄色信号。

その時点で早めに休めば大事に至らない可能性が高い。

 

自己管理も当然大切ですが、

周りの方が気づいておせっかいでも止めてあげることも大切だと思います。

目がうつろだったり、顔色が異常に赤かったり、表情や受け答えなど。

 

 

 

 

サーキットには、休憩室や冷房がある場所もあります。

ない施設でも、

積極的に日差しを避けたり、水分、塩分補給をいつも以上に早めに気をつけてほしいです。

 

 

 

 

そして、暑さで集中力切れているかも、、、と思ったら休んでください。

 

もったいない、たくさん走らなきゃ、と休むことが出来ない方も多いですが、

集中できていないまま走ってもガソリンとタイヤと体の無駄使いになりがちです。

 

適切に休憩して、頭も体も車もいい状態で練習した方が

スキルアップに繋がりやすいとお伝えしたいです。

 

 

「暑いのはやっぱり辛い」という方はナイトフェスがおすすめです♪ ^_^

涼しい高原のナイターで思う存分走り回って下さい♪

※現在開催していません

 

 

 

 

 

 

 

いつもより「何でも早め」という感覚で予防して

安全に楽しく夏を乗り切りましょう♪♪

 

という気持ちがさらに強くなった出来事でした。

 

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