GREENAPPLEのサッカー徒然

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何となく思ったことをサッカーネタ中心に書き連ねてます。

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さて、次は2000年のシドニー大会。

筆者と同学年でもある黄金世代の出場した大会。

とは言え小野伸二の負傷による不出場など、高原・稲本の活躍があったとはいえ、黄金世代としての印象は薄いチーム。

中田英や松田が2大会連続出場など、トータルのタレント性では一つ抜けた屈指のチームだとは今でも思うけどね。

 

【メンバー】

            所属チーム(当時) 

1 GK    楢崎正剛 名古屋グランパスエイト
2 DF    中澤佑二 ヴェルディ川崎
3 DF    松田直樹 横浜F・マリノス
4 DF(C)森岡隆三 清水エスパルス
5 DF    宮本恒靖 ガンバ大阪
6 MF    稲本潤一 ガンバ大阪
7 MF    中田英寿 ASローマ
8 MF    明神智和 柏レイソル
9 FW    平瀬智行 鹿島アントラーズ
10 MF    中村俊輔 横浜F・マリノス
11 MF    三浦淳宏 横浜F・マリノス
12 MF    酒井友之 ジェフユナイテッド市原
13 FW    柳沢敦  鹿島アントラーズ
14 MF    本山雅志 鹿島アントラーズ
15 MF    西紀寛  ジュビロ磐田
16 DF    中田浩二 鹿島アントラーズ
17 FW    高原直泰 ジュビロ磐田
18 GK    都築龍太 ガンバ大阪

 

【メンバーにおける補足と蛇足】

小野伸二は別の記事にも書いた通り、予選リーグで悪質なタックルを受け、出場不可。

黄金世代の背景上、ゴールキーパーには南や曽ヶ端がいそうなものだけど、当時の南はクラブレギュラーではなく、曽ヶ端も同様。

都築もブレイクは翌年で、オーバーエイジの楢崎に頼った形。

トルシエスタイルで中村俊輔が左ウイングバックという、今は有り得ない感じだけど(ちなみに右ウイングバックは酒井や明神などがボランチプレーヤーが入ったりしてた)、ウイングバック候補に本山や三浦、西とサイドプレーヤーが入り、局面打開としてのメンバーはちゃんといた。

実際のフォーメーションの歪さとは別に案外バランスの取れた布陣。

世代的にも中村俊輔と同世代も多く、トルシエチルドレンと言われた黄金世代のメンバーも戦術的中軸の五人が入るに留まっていた。

前回大会で飛び級選出だった中田英・松田の両選手は2大会連続出場。

 

【ベースフォーメーション】

3-4-1-2

 

【基本スタメン】

GK楢崎

DF中田・森岡・中沢

MF稲本・明神・中村・酒井・中田英

FW柳沢・高原

 

【オーバーエイジ枠】

楢崎:前述の通りでGKの経験不足を懸念しての起用

森岡:細かい部分は忘れたけど、DF陣も中村世代のメンバー(戸田和幸・山口智など)は高さに欠けたり、伸び悩んだりで黄金世代のメンバーも伸び悩みが多く、中田以外は外れたため、中沢は台頭してたものの人材不足気味。中田も確かこの時レギュラー格ではなくて、左CB も出来る人材で森岡が選ばれたんだったと思う。

三浦:両ウイングバックがやや攻守にハッキリしてた分、バランスが取れて左右使える三浦が選ばれた。

 

【予選からの戦術的変更点】

基本の路線には変更なし。

ただ本山がより明確にバックアッパーになった事でスタメンではドリブルの抉りやそこからの中田のアーリークロスといった攻撃のバリエーションは少なくなった。

 

【戦術的なキーマン】

森岡:オーバーエイジで出場。当時日本トップクラスのリベロとして台頭し、キャプテンとしてそのインテリジェンス溢れるプレーで守備の要となった。

 

稲本:ワールドユースは負傷でほとんど出られなかったものの、この大会では攻守にダイナミズムを発揮。ダブルボランチのパートナーが守備的な明神だったことも功を奏した。

 

中田英:松田と共に、オーバーエイジ枠なしに使えた贅沢なプレーヤー。かと言ってうまく中村俊輔を活かしたり、独善的なパサーではなく、潤滑油のような活躍もしっかりしていた。

 

高原:チームのエースストライカーとして素晴らしい活躍。

たらればはないけど、アメリカ戦で勝てていたら、もっと活躍のスタンスも変わっていたかも

 

【大会中のサプライズプレーヤー】

中沢:大会中ではないけど、ありがたい存在となったサプライズプレイヤー。当時の日本になかなか出てこない大型DFは後に代表でキャプテンまで務める上での貴重なステップを踏んだと思う。

 

【チームとしての弱点】

チーム力はあった分、決して戦術や戦略的に強みを持っていたとは言い難かった。

スタメンの構成上、仕方ない部分もあるとは言え、攻撃面で序盤からもっと柔軟性や前への推進力が欲しい部分はあった。

 

【総合的評価】

予選リーグは突破し、上々の出来と言える反面、PK戦の結果とは言え、ロスタイムで追いつかれ、ベスト8で終わってしまったのは残念でトータルとしては及第点と言える程度。

守り切るチームでなかった事を考えれば、一般的ではないけど、3点目を取りに行くなど、もっと相手陣内で終わる形に出来た方が良かったとは思う。