タイガーマスクの主題歌「行け!タイガーマスク」が新田洋の名前で出されているので、森本英世さんのデビュー曲だったという事は意外と知られていない事です。かく言う私も最近知りました。
元気になれる曲で、宴会でも盛り上がる事必死。
「私祈ってます」で女心を切々と歌う森本さんと同一人物とは思えないほど、男っぽい歌い方です。
歌によって歌い方、感情の入れ方を自由自在に変えられるって、プロだなぁと思わせてくれます。
エンディングテーマ曲に「みなしごのバラード」があるのですが、何だか切ないのです。
戦争孤児の歌で、「あの子ら」は孤児院の子供たちのことです。
みなし児の正しく生きるきびしさを・・今までどんな辛い思いをしてきたのでしょう。
みなし児という言葉が放送コードにひっかかって再放送の時には「強ければそれでいいのさ・・」から流れたという話をどこかで読みました。
作詞家が主人公の気持ちに寄り添って書いているので、私はいやな感じは受けませんでしたが、その言葉で辛い思いをする人がいたらまずいですね。
みなしごのバラード
作詞 木谷梨男
作曲 菊池俊輔
唄 新田洋
あたたかいひとの情も 胸を打つあつい涙も
知らないで育った僕はみなし児さ
強ければそれでいいんだ 力さえあればそれでいいんだ
ひねくれて星をにらんだ僕なのさ
ああ、だけど そんな僕でも あの子らは慕ってくれる
それだから みんなの幸せ祈るのさ
吹く風が冷たい時も 降る雨が激しい時も
眼をあけて明日に希望をかけたのさ
ああ だからきっといつかは あの子らもわかってくれる
みなし児の正しく生きるきびしさを
みなし児の正しく生きるきびしさを
https://www.youtube.com/watch?v=Ry5WspHhZMc&index=3&list=PLQ4hT8SI5aNmoeRdqCtb0OfQHctjSc1MT
そういえば「この曲はまずいでしょう!」と強く感じた曲がありましたね~
カルメン・マキさんが歌った「時には母のない子のように」です。
発売が1969年2月なので、私はまだ小学生でしたが、「この歌、歌っちゃいけないよね」と思いましたよ。
幸いクラスに母がいない子がいなかったのが幸いでしたが、学年で言えば、何人かいたはずです。
母のいない子は黙って海を見て、ひとりで旅に出て、長い手紙を書いて、大きな声で叫ぶ・・・
しまいには、「母のない子だったら愛を話せないから、やっぱり母がいてよかった」ですか・・
小学生だってまずいと感じた残酷な歌、当時問題にはならなかったのでしょうか?
もしかして作詞した寺山修司さん、または歌手本人がその立場とか、その辺の裏事情があるかどうかは知りませんが・・。
「時には母のない子のように」
作詞:寺山修司
作曲:田中未知
歌:カルメン・マキ
時には母のない子のように
だまって海をみつめていたい
時には母のない子のように
ひとりで旅に出てみたい
だけど心はすぐかわる
母のない子になったなら
だれにも愛を話せない
時には母のない子のように
長い手紙を書いてみたい
時には母のない子のように
大きな声で叫んでみたい
だけど心はすぐかわる
母のない子になったなら
だれにも愛を話せない
時には母のない子のように・・・・
