※巡回相談とは、

  養護学校などの特別支援校の

  発達障害を熟知した方が

  一般の学校に通う

  発達障害の子どもの様子を見に来てくれて

  学校の先生たちに配慮の仕方などを

  アドバイスしてくれる制度…です。





昨日、夕方教頭先生と話して、


巡回相談の日に子どもくんが居なかったので


延期に決めたと説明を受けた。


子どもを見てからの方が、


アドバイスがしやすいという判断だったらしい。





アスペの子どもって、


一度習慣化した行動を


治していくのにはとても労力がいる。


9月の初日から学校へ行かないと言い出し、


中学校全体をチームとしての


子どもくんへの配慮を感じられないまま


教頭、学年主任、発達障害担当教諭に電話で話をすれば


"それは○○先生から聞いていなかった"とそれぞれに言われ、


私は行き場を失い


県の教育委員会に電話をして


巡回相談のアドバイスを受けたのが


10月の初め。





学校に行かない事が習慣化してしまう前に


巡回相談をとお願いをしたのに、


なかなか叶えられず


ようやく決まった5日の巡回相談だったのに


私に何の連絡もなく、


簡単に延期という決断を下した学校。





しかも、


特別支援校に電話をして聞いてみたら、


中学校からはまだ再度申し込みが来ていないので


次の日程も決められない状態だと。





私は愕然とした。


県の教育委員会にも、


巡回相談が簡単に流されたこと、


その連絡がこなかったこと、


どうして連絡をもらえないのか聞いたら、


連絡をする必要があったのですか?と


教頭に言われたこと、


巡回相談の緊急性を切に訴えて


11月5日に決まったのに


簡単に延期になったことなど…


訴えた。





重病の人は病院では優先的に


診察してもらえるのと同じですと。


ウチの子も今、そんな状態なんですって。





第一回目の巡回相談が終わらなければ


何も進まないじゃない!


なのに、何にも分かってない。


第三者からの子どもくんへの配慮のアドバイスが


子どもを見ないとできないという事だったら、


少しの時間を割いてでも見に来て欲しいと思うのが


親の感情。


なのに・・・。





だから、言ってやったの。


今日は学校に行ってますから、


今日でも巡回相談は大丈夫です。


明日というなら、息子を学校に必ず連れて行きます。


って。


そのくらいの気持ちだって。


私たちに、"待ってください"はもう通用しない。





9月からいったいどのくらい待てばいいのか。


体育祭があるから忙しい、


文化祭があるから忙しい、


出張があるから忙しい、


会議があるから忙しい、


入試説明会があるから忙しい、


次は何を理由に


子どもくんへの配慮を怠るつもりですか!


って教頭にも昨日言ってやったの。


自分の子どもでも同じことを言いますか?って。






県の教育委員会は中学校の管理職に


早急に日程を決めるように通達を出してくれたみたい。





そして、私が自ら特別支援校に電話をして、


事の重大さをまた切々と話した。


とにかく早急に動いて欲しいと。


もう、待てない状況だって。


特別支援校は、中学校からの


申し込みがないと動けないけど、


明日は空いてるから、そこならいけるかもと返事を頂けた。






その後、また中学校へ電話した。


それが14時。


折り返し電話をもらえると言われ、


15時までに電話できなければ


代理の方が電話をくれると約束してくれたけど、


16時になっても


17時になっても電話は鳴らなかった。






ようやく電話が鳴ったのは18時。


私は今まで溜めていた不満を


冷静にぶつけた。


待ちに待った11月5日の巡回相談だった事、


簡単に延期にする前に


私に相談をして欲しかった事、


中止になったのなら、その連絡が欲しかったこと。


子どもくんの状態は日に日に悪くなっていって


自己否定から"死にたい"って状態になるのも


時間の問題だということも。






とにかく中学校の環境を一日も早く整えたい。


それには外部からのアドバイスも有効、


となれば、


巡回相談が行われないことには


何ら進んでいかないもどかしさを訴えた。





一連の対応の悪さを


発達障害担当教諭は詫びてくれた。


私の気持ちもくんでもらった。


私のごり押しで…


明日、巡回相談を行ってもらうよう


特別支援校に働き掛けてみると


言ってくれた。






明日がまたどうなるかは


正直わからない。


もう、どん底と裏切りを何度も味わったので


少々のことでは動じない。






私が明日出来ることは、


子どもくんを無事に学校へ送ること。






子どもくんには巡回相談の事を


やんわり説明して、


明日は朝は無理して起きなくてもいいから、


遅刻しても学校へママと行こうと言った。


少しきついかもしれんけど、


頑張ろうねって。






実はコドモくん、


私が一日休むのではなくて、


起きた時に学校へ行くように頑張ろうって話をしていたの。


もししんどいようだったら、


学校へ行って朝礼だけ出て帰ってきてもいい、


夕方起きたら、帰りの会だけ出て帰ってきてもいい、


とにかく学校に行くことを目標にしようって話をした。





学校へ行くこと、


コレを私は習慣化したいのです。


とにかく毎日学校へ行くこと。


行ってすぐ帰ってもいいの。


行くことを習慣化出来たら、


次は半日→一日学校にいる事を


習慣化していけばいい。


少しづつ。






で、今日は子どもくん10時位に電話をくれた。


"ママ―、今起きたけん、学校送って~"


もちろんです!


それでいいんだよ、子どもくん。


出来ることからやっていこうね。






実は県の教育委員会に電話することも


特別支援校に電話することも


少しココロが折れていたので迷ってた。


でも・・・


子どもくんがこんな風に頑張って


学校に行こうとしてくれてるんだから、


私も背中を押してあげなくてはと


自分を奮い立たせて電話をした。






子どもくんは新しい薬を飲み始めたし、


とてもとても頑張ってると思う。


他の人は認めtくれなくても、


私はよく分かってる。


だから、私だけは応援したい。





私にできる事を、一つづつ。


頑張ろう。