過去10を解いていたら、知識不足で間違えました。

国民年金法の老齢基礎年金の額の計算です。


令和3 国民年金法 A

【令和3年度の給付額に関して】

20歳から30歳までの10年間第1号被保険者としての保険料全額免除期間及び30歳から60歳までの30年間第1号被保険者としての保険料納付済期間を有し、60歳から65歳までの5年間任意加入被保険者としての保険料納付済期間を有する者(昭和3142日生まれ)が65歳から受給できる老齢基礎年金の額は、満額(780,900円)となる。


原則 保険料免除期間も国庫負担がある。

例外 保険料納付済期間+保険料免除期間≥480月の場合は超えた部分保険料免除期間には国庫負担分がない


例外を知らずに間違えました不安

この問題の解説を読むと、480月を超えた分は反映されないと記載されていたのですが、過去問は全額免除期間だったため反映されないけど、一部免除の場合は、残り納付済分は国庫負担分0で反映されます。

はやとちりしてましたもやもや

国民年金の加入期間は20歳から60歳=480月

ん??480月より多いって??

任意加入です!

60歳から任意加入をすると480月より増えることがあります。過去問も任意加入で480月を超えていました。


この問題は、もう1つ論点があって、年金額の計算に反映される全額免除期間は、平成21年4月1日前なので国庫負担が3分の1の期間が含まれてます。


また似たような問題が出される可能性があるので、セットで覚えます。


老齢基礎年金額が満額を超えるのは、振替加算が加算された老齢基礎年金(昭和61年4月1日以前に任意加入)だけだと覚えてましたが、過去問のように任意加入で480月より増えると、満額を超えるパターンもありそうな気がしますが、試験には必要ないので深入りはやめておきます。


国民年金の国庫負担に関連して、もう1点。

20歳前傷病による障害基礎年金の給付に要する費用については、100分の20(特別国庫負担)+(100分の80×2分の1)となるので、6割が国庫負担です。