少年探偵団を書くことになった江戸川乱歩ですが、
面白い作品を書くために、
まず当時の他の少年探偵団ものの欠点を考えます。

そのときに乱歩が出した答えは、

そもそも少年探偵団ものというのは
現実的に考えるとありえないもので、
非現実的なものに関わらず、
無駄に現実感を出すから駄目だというものでした。

そこで非現実的なものなのだから、
さらに非現実で突き進めばよいとも考えたそうです。

その結果、大怪盗・怪人二十面相が登場します。
雑誌「少年倶楽部」の編集部が
少年探偵団モノに明智小五郎を絡ませることを考えた後、
作者である江戸川乱歩に持ちかけたところ、

今までのイメージとは違ったために、
乱歩は驚いたそうなのですが了承したそうです。

作者である乱歩本人の頭にないアイディアだったから
驚いたのでしょうね。

「え? それはちょっと・・・いや、・・・ありかも!」って感じですかね?
怪人二十面相 is Back!

怪人二十面相といえば、少年探偵団ですが、
この連載が始る当時、少年を主人公とした探偵モノが多かったようです。

ただ、これらは主人公が少年にも関わらず、
謎解きをするためにいまいちリアリティにかけて迫力不足でした。

そこで後々「少年探偵団」の連載を始める雑誌「少年倶楽部」の編集者が考えた結果、
明智小五郎という大人の名探偵を物語りに絡ませるようにしたそうです。