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こんにちはウインク

 

 

南山堂「治療」で

シネメデュケーションの連載をしています。

 

 

Cinemeducation(シネメデュケーション)とは、

Cinema(映画)+Medical(医療)+Education(教育)の

3つの単語を合わせて作られた言葉です。 

 

 

生命倫理や医学教育など、

教育に映画を使用する方法のことを言います。

 

 

今回も順天堂医学部の学生さんに

シネメデュケーションのワークショップを行いました。

 

使用あいた映画は「私の中のあなた」です。

 

 

 

 

 

主人公アナは11才。 

急性前骨髄球性白血病を患い、ドナーを必要とする姉ケイトのために、

体外受精の段階で遺伝子診断を行い、ケイトと型が適合するようにして生まれてきたのがアナでした。 

 

そのためアナは幼い時から、輸血や骨髄移植などを必要とするケイトに提供してきます。 

そして、今度は腎不全に陥ってしまったケイトのために、アナは片方の腎臓の提供を求められます。 

 

いままで姉のために自らを犠牲にしていたアナでしたが、今回は腎臓の提供をこばみ、弁護士を雇って、両親を相手取り訴訟を起こします。


さて、大好きな姉のためなのに、主人公アナが腎移植を拒否するのは何故だったのでしょう。

自らの身体を提供してきたアナが、なぜ姉ケイトを見殺しにするような訴訟を起こしたのでしょうか。 

それには深い訳があったのでした。 

 

 

この映画では、

リビング・ウィル(living will :生前の意思と訳され、患者自らの意思表示のことを指します。 )や

蘇生処置拒否(DoNotResuscitate:DNR:患者本人の意思決定を受け、終末期医療において心肺停止状態になった時に、二次心肺蘇生措置を行わないこと)についてなどが考えさせられます。

 

 

 

 

 

 

ワークショップの風景です。

シネメデュケーションでは、参加者がいかにディスカッションを行うかが重要です。

 

 

 

 

今回も、3人1グループという少人数で語り合える場を設けました。

 

終末期という重い内容でしたが、

これから医師になる学生さんが、未来において患者さんに寄り添える医療従事者になれるように

多くのものを持ち帰っていただける機会になればと切に願いました。

 

 

 

参加者の方々、

ありがとうございました。