1日1回、下を押して下さい
今日は
18トリソミーという難病を持ち
15ヶ月で天国へ行った娘との話をしたいと思います
その当時には
まったく気にしないで通り過ぎていたこと
自分だけが
そこにあった意味を知らなかったこと
それに
時が過ぎてから
フトしたことで気づかされる
そういうことが
世の中にはあると思います
本当にそのことを知らなくて良かったのか
知っていたら
違う未来があったのでしょうか
…自分の顔を見るなんて
1日に何度あるでしょう
朝、顔を洗うのに
洗面所の前の鏡を見る時でしょうか
外出先でウィンドウに写った姿を見る時でしょうか
特に気にして見たりしないからか
マスクをした中の唇にふりかけが
一日中付いていたことも
わたしにとっては
有り得るドジの一つです
自分の顔の認識なんて
本当に当てにならないように思います
自身の顔というものは
頭の中のイメージだけで
構成されているのかもしれません。
…ずっと
「はるのはパパに似ている」
が周囲の人々の
主流の意見だと思っていました
パパ本人も
義母も母も父も
みんな
「はるのはパパに似ている」
って言っていたのです
そう言われてみると
そうかも
くらいに私は考えていました
はるのの眼の色の黒は
パパ譲りの黒だし
そういえば
はるのの二重は
パパの一重と違うけれど
そんなこと
本当のところ
どうでも良かったのです
ただ
わたしにとって単純に
はるのは可愛いので
頭にあるイメージの部分が大きいでしょう自分の顔に
似てる似ていないは
どうでも良かったのでした。
…この間
はるのの写真を整理していて
「はるのって、わたしに似てるかも」
と、フト言うと
パパはこう答えました
「はるちゃんは
千穂に似ていたよ
千穂にそっくりだったよ
生まれてすぐに
そう思った
でも千穂に
それをいうと
自分に似ているはるちゃんが
早く死ぬだなんて
考えたら
千穂がもっと
つらくなるかと思って
言わなかった。」
パパは
けっこうお話好きで
帰ってくると
一日に自分が経験したことについて
どう思ったかなどを
よく話します
わたしも
言葉数は多い人間だと思いますが
パパの方が
自分の思う根っこの部分も
こと細かに説明するように感じます
そんな風なのに
パパは
一度、話さないと
心に決めたことは
最期まで話さないような処があって
わたしならば我慢できずに話してしまうことも
よく言わずに耐えて
すごいなと思うことがあります。
「もしかして
周りの他の人たちも
はるのがわたしに似ていると言わなかったのは
同じ理由なのかな?」
と聞くと
「さあ。
分からないけど
そうかもしれないね。」
と、パパは気まずそうな態度を見せました
そういえば
みんなが一斉に
「はるのはパパに似ている」
って言っていたのも不思議な話ではあるかもしれません
はるのが生きていた時に
本当にそのことを知らなくて良かったのか
知っていたら
違う未来があったのでしょうか
わたしにとっては
はるのがわたしに似てる似ていないなんて
どうでも良いことなので
それは分かりませんが
わたしを気遣ってくれた気持ちがあったことは確かで
その優しさは
とても嬉しいので
ありがとうと
お礼を言っておきました
今日も読んでいただき、ありがとうございました
2019年春、
やさしい美容皮膚科・皮膚科 秋葉原院
を開院予定です。
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