「国の怠慢のツケを食卓にまわすな」(志賀 櫻著  ぱる出版)を読みました。


豚肉の輸入に関する差額関税制度の問題点を指摘し、その是正策を提示する

ものです。


問題点の把握には示唆に富んでいる点、評価できますが、関税制度の制度設計

が稚拙であるという結論がすべての議論の出発点になっていて、論理の展開が

粗くて弁護士らしさに欠けるところが難点です。


参議院選挙が近づいており、プロパガンダの様相を感じ取るのは、深読み過ぎる

でしょうか。