これまで何千人という人の顔を見てきた
メイクアップアーティストさん(60代マダム)、
そしてたくさんの方を占ってきた鑑定人(70代マダム)が
口を揃えて言う言葉。
「50歳を超えると
その人がどんな生き方をしてきたかが分かる」
「40からは自分の顔に責任を持て」
とか
「歳を重ねると経験やその人の価値観、ライフスタイルすべてが顔に出る」
とか…
様々な、身の引き締まる格言を聞いたことがありましたが、
これって本当のことなんだなぁと改めて思ったの。
実はね、
マダムたちが主人の父の顔を見て、
「あの人は本当に綺麗な顔をしてるわね～」と
おっしゃってくださったの
義父は72歳。
もちろん、
年齢なりにシワもたるみもありますが
そういうことではなくて。
マダムたち曰く、
心の綺麗さが顔に表れているそうなんです。
ではどうすれば
年齢を重ねても美しいと思われるのか？
もちろん、顔のお手入れや身だしなみも
ある程度は必要でしょうけれど…
顔の造形うんぬん、
「年配になっても美しい」と言われる顔の持ち主は、
「他人に誠実であり、
かつ自分にも誠実である人」
だとマダムたちは言います。
他人だけではなく、自分にも！
ということがポイント。
まぁ、悪いことをしようとするとき、
誰も見てなくても、
自分が見てるよ～自分にも誠実にね～
ということですわね。
あとは、自分がいつも楽しく過ごしているかどうか。
自分の楽しみや好きなことを裏切ってないかどうか。
我慢ばかりしてると
顔も「我慢」の顔になるということですな
義父は
「こうすればよくしてくれるだろうという
見返りや期待を持たず、
ただただ相手に誠意を持って対応することが大切」
と常々言っています。
多分ずっと真摯に取り組んでいるからこそ
表情にそれが表れるのですね。
身体や顔は今世での借り物と言いますが、
美しくするも醜くするも
すべては自分の心がけ次第。
私も義父を見習って
借り物をできるだけ綺麗に保っていきたいと
思います