ブログネタ:桜は何分咲きがテンション上がる? 参加中本文はここから
月並みではあるけれど「散り際の桜」が格別です。
とくにソメイヨシノが群れて咲くようなところ。
舞い散る花びらは人の心にほかの花とは大きく違う
独特の昂揚感を作り出すのじゃないかしら。
川岸に桜のトンネルができる家の近くの公園は
つぼみがなんとなく膨らみはじめた頃から
もう桜が目当ての人々で賑わいはじめるの。
そうなると日を追うごとに、
集まる人々のテンションが上がっていくのがわかる。
満開になるに従って賑わいは夜まで続くようになるのよ。
そのテンションが最高潮に達するのが散り際・・・。
花びらの乱舞
花を愛でていた穏やかな気持ちが変調をきたす。
この胸騒ぎはなに?
舞い散る桜を見ると必ず思い出すことがある。
まだ幼い頃に祖父と一緒に映画を観た。
もっと正確にいえば、
いつものように映画を観ている祖父の膝に滑り込んだのだ。
= 春三月 縊り残され 花に舞う =
まだVTR、古い前衛映画だった。
スクリーンの中で起きていることは理解できなかったけれど、
私の存在に祖父が妙な当惑を見せたことには気づいた。
そして中断された映画鑑賞。←映画自体には触れずにおこう。
ただ強烈な印象として焼き付いたのは、
いつもと違う祖父の様子と画面いっぱいの桜の花びら、
そして友を亡くした大杉栄の句。←記憶はあいまいで
「はなにちる」だと思っていた
散る桜って「禁断の美」のように思えてならない。
スウィートにしてビター。
限界値ぎりぎりの甘さを知ることは、苦さを知ることなのかも。
花も人も、そして恋も・・・。
川面を覆う花いかだ、こんなに悲しいのはなぜ?

