お裁縫好きな私、

ひところはパッチワークで、

手縫いの魅力にはまってしまいました。

幼い頃、母が、

くけ台の上の座布団にきちんと正座して、

熱心に着物を縫っていた姿が、

忘れられません。

 

 

長年こだわってきましたが、

この手縫い、

イマイチダサくて、鬱陶しくなります。

第一、えらく時間がかかるし。

年々針目が不ぞろいになるし。

手荒れもひどくなるし……etc.

おまけに時々チクリと指してしまって、

イタタ〜〜となるし。

 

 

もちろんミシンは持っていて、

ガッシリと重くて、その名前の通り、

オールマイティらしいのですが、

様々な機能も使いこなせず、

製造会社もなくなってしまったという、

まぼろしのミシンです。

 

 

でもこのミシンで、

通園バッグやピアニカ袋等等、

様々な名作?が生まれてきたのを忘れられない娘が、

ある日、手頃な2万円弱のミシンをプレゼントしてくれました。

手作りマスクの時代に、

一躍脚光を浴びた今時の軽いミシンは、

隠れたブームなのかも知れませんね。

 

 

春になり、

値上がりの季節。

あちこちバーゲンに通ったりとあわただしくなった私、

ある日、いつものカーテン用の生地を買ってきました。

台所ののれんも古くなってきたなあ……

あれこれ考えて、

一度も着たことがない浴衣を、

思い切って、

リフォームしてみようかな〜と思いました。

せめてもの節約に。

 

 

これはchallenge。

注染染めの浴衣は大好き。

この色はいつも爽やかであたたかいし。

検索すると藤の花は長寿や子孫繁栄の吉祥文様だとか。

和服好きの私、

こういうのには弱いです。

着物のリメイクには、

次々とこういう発見や楽しみがつながり、

またいつかやってみたくなるのです。

 

 

 
 
 
小窓のカーテンはいつも手作り
何年かごとに新しくして気分転換!
 
 

 

新しいミシンで、

あっという間にカーテンとのれんは完成しました。

手縫いなら一週間はかかる!

 

 

 
 
簡単に裁断しただけ
シンプルなのれんが完成しました