私がCMLの告知されるまでの経過を、自分のメモを見ながら順に書き出していこうと思う。
健康診断での異常値
2023年12月初旬、毎年受けている健康診断を受けた次の日、
知らない番号からの電話があった。
電車に乗っていたため、会社の最寄り駅についてからかけ直すとお伝えしたいことがあるのですぐにクリニックに来てください、と。
さすがに当日は無理だったので翌日に予約を入れてもらうことにした。
この時はまだこんなことを思っていた。
微熱あったのに無理やり健康診断受けたから変なのにひっかかったのかな~?
コロナとかだったのかな~?
1週間前くらいから続いていた微熱が、低気圧のせいだと思って鎮痛剤を飲みながら仕事をしたし、健康診断の時期を12月中旬以降にずらすのも面倒でそのまま受けていたので後ろめたい気持ちだった。
ーーー
翌日午前中クリニックへ行った。
受付で微熱があることを正直に伝えると、隔離部屋に通されコロナとインフルエンザの検査をされることになった。
めちゃくちゃ気まずい…。ごめんなさい。
しかし、結果はどちらも陰性だったので、無事に先生の待つ部屋へ通された。
先生「血液検査で異常値が出たので連絡させていただきました。白血球の数が通常3,500~8,000/㎕位のところ、110,000/㎕ありました。」
私『じゅういちまんっ?!?!』
めちゃくちゃ大きい声が出てしまった。
でもその先生はなんの病気を疑っているのかは教えてくれなくて、とにかくすぐに大きい病院に行くように、とのことだった。
大きい声が出るほどびっくりしたものの、『すぐにって、来週とかでもいいんですか?』と、私は仕事の調整のことが気がかりだった。
「できることなら今日、明日か、遅くても明後日には行ってください。」と、先生と自分の温度感の違いがすごいな~って思ったのはすごく覚えている。
クリニックの方で千葉県の家の方にある(といってもそんなに近いわけではない)大学病院の予約を2日後にしてくれて、紹介状を出してもらいその日はそのまま会社に行った。
自分で調べてみた
大学病院に行くまでの時間に白血球の数値について検索してみたら、すぐに【白血病】の文字が出てきた。
思ったよりショックとかはなくて、「おぉ、まじか…」とつぶやいたくらいに冷静だった。
それまではざっくりと大きい病気としか認識していなかったけど、白血病にも種類があることがわかった。
とにかくこの時点ではどれに当てはまるかはわからないから、急性ではないことを祈るしかなかったな。
まだ誰にもこのことは話せなかった。