ついに
最寄りの日本への直行便が
運休となった。
元から帰る予定も
帰りたいとも思わないけど
でも
いつでも帰れるのに
帰らないのと
帰る事ができないのでは
重みが違う。
なんとなく
これで守られる事はないんだな
って気分がして
漠然と不安になる。
ので
いちいち大使館は
そんなメールを
よこさなくてもいいのに
とはいえ
もうこの国で
私たちを守ってくれるのは
大使館しかおらず…
って、こんな状況で
大使館が
どこまでの力を持つのかは
不明だけど。
こんな状況になると
海外での生活の見方が
少し変わってくる。
例えば
もし息子が将来留学したり
私らが海外移住したり…
となった時
自力で海外へ行くというのと
今の駐在員とでは
立場や置かれている環境下が
まったく違うのだな〜と
初心にカエル。
駐在員て
結局は会社の庇護のもと。
同じような仲間もいるし
大使館の他に頼る場所がある。
頼れるのかは不明だけど
泣きつく先はある。
会社。
けど
自力で海外生活を始める場合
国籍を持たないという立場は
とても弱いのかもしれない。
国際化の今の時代
海外はすぐに手が届き
とても身近な存在となったけど
簡単ではないという
初心を思い出したよ。
そして
そんなお知らせがきたので
恋するママさんから
アリさんも
日本に帰った方がいい！
こんな国にいるより
絶対に日本の方がいい！！
と、鬼LINEが
我が家は日本に帰っても
滞在する家がないし
実家にお世話になるにしても
田舎なので
海外からだなんて
どんな目にあうのかわからないし
元々
帰るつもりもない。
帰った方が安心かもしれないけど
今は動かない事が
１番の安全だと思っているので
そう伝えるも
帰れ帰れと
鬼LINEが続き
ノイローゼになりそうだった
あまりにしつこいので
そこまで思うなら
あなたこそ帰らなくていいの？
と言ってみたら
飛行機が運休を決めたり
国境が封鎖されてきたりしたため
恋するママさんの
ご主人の会社は
自国への強制帰国の話が
出ているらしい。
とりあえず
自分の国に帰国するよう
会社から言われているらしく
各国に散らばってしまうが
仕事はオンラインで
できない部分は仕方がない
家族やメンタルを優先で
という素敵な会社らしく
じゃあ
ご主人のドイツか
恋するママさんの日本に
一時帰国するの？
と思ったら
恋するママさんは
帰りたくないから
帰らないらしい
強制帰国命令だけど
無視するらしい
本当
いつも思うけど
私には
日本に帰った方がいいとか
スクールを変えた方がいいと
言うくせに
自分はやらないの
なんで？
しかも
この国とドイツだったら
同じヨーロッパで大差ないから
ドイツに帰るつもりはなく
もし日本に帰ったら
時差の関係で
スクールのオンライン授業に
出られなくなってしまうから
帰らない
とか言ってきて
じゃあなんでうちには
日本に帰れって言うの？
息子だって
オンライン授業に
出られなくなっちゃうよね？
なんて思ったら
結局は
いつも言ってくる
我が家に
今のスクールを
やめてほしいんだろうな…
と思って萎えた。
