この頃から
少しずつコロナの話題が
この国でも出るようになった。






ただ
コロナについては未知で
更に流行っていたのが
アジアだったので
ヨーロッパ人たちの情報は
とても怪しいもので。


スクールの
グループワッツアップでも

現時点で
子供の感染者はいないから
安心していい

と断言している人とかいて

いやいや
重症化していないだけで
感染例はあるよね?
赤ちゃんでさえ感染してるよね?

とアジア人的には思うんだけど
当事国でないと
そんなレベルの報道しか
されていないのかな…と。



このコロナについては
ちょうど日本を
外側から見ることができたのと
日本以外の
国の対応を体験したので
色々と日本に対して
思う事が沢山あった。

洗脳されているつもりは
まったくなかったけど
洗脳から目が覚めたら感じ。

日本を外から見るって
意外と大事なのかもしれない。








ヨーロッパでは

まだそんな感じだったけど

この頃は

アメリカも怪しいと

この国のアジア人の間では

評判だった。



当時のアメリカは

インフルが流行っていたけど

それは医療費が高いから

みんな医者に行かずの

自己判断で

実はコロナが

混じったりしてるのでは?


と、この国のアジア人の間で

噂になっていた。



けれど

ヨーロッパから

アメリカへの出張者は多く


恋するママさんのご主人も

ちょうどこのタイミングで

アメリカ出張へ行っており


でも恋するママさんは
日本の他に
ドイツとアメリカの
ニュースもみていて

各国で報道が様々らしく
アメリカ規模でコロナだったら
もっと感染者が出ているから
絶対に違う説を信じ

ご主人が戻って来た翌日には
スクール行事に
ご主人が普通に参加していた。


しかし同じく
ご主人がアメリカ出張中だった
韓国人ママは


アメリカで
感染者が少ない訳がない

インフルなんかで
死亡率が高い国なんだから
コロナかどうかなんて
ザル過ぎて信用できない

だから主人が帰国したら
ホテルで14日間
隔離生活を送ってもらう


と、厳しい対応をしており
人によっての対応が
様々な感じだった。









さらにこの頃は
日本人学校が
春休みになるので
一時帰国予定者が
いっぱいで。


我が家は
日本人学校ではなかったから
あまり詳しくはないけれど

駐妻仲間の話しだと
一時帰国を
キャンセルした人もいるけど
キャンセルしない人も
いるらしく

今の状態の日本に
子連れで一時帰国するなんて
まだコロナが騒がれていない
ヨーロッパにしてみたら
チャレンジャーだと思うけど

でもそれは自己責任だから
どうでもいい

けど
逆にこちらに戻ってくるのは
自己責任の
範疇で済まないから
帰ってこないでほしい

という声も多かった泣き笑い



さらに
もうすぐ新しい駐在員が
日本からやってくる時期で

症状がなければ来て良くて
すぐに出勤も可能らしく

いつどこで感染して
いつ発症するか
わからないから
それはちょっと…
という声も多く

会社に訴える人もいたが
あっけなく
却下されたと聞いた。


日本もそうだったと思うけど
未知な感じだから
みんなの対応や考え方が色々で
温度差があったよね。


そうこうしているうちに
ヨーロッパでも
感染者が増えてきて

今までは
フランスからの帰国者に
コロナ感染者が目立ったが

次はイタリアからの帰国者が
危ないと言われていた。