奥様会でランチへ行ったら
訳のわからない事を
言っている人がいた。
そんなのばかり
年末に本帰国予定の
同じグループの駐妻仲間。
ご家庭の事情で
母子は遅れての
帯同だったのだが
「駐在期間が終わったら
主人だけ日本に帰るの」
と、言ってきた。
子供のスクールの関係で
自分と子供のみ残ると言うので
自費で残るのかと思いきや
「うちの会社は
区切りまで残れるらしい」
とか言っていて
会社負担で残ると言っていた。
さらに
「主人が本帰国したら
車がなくなるので
本帰国する友達から
中古車を買うの」
とも言っていた。
理解が追い付かないので
もう一度よく聞いたんだけど
会社負担で
残れるらしいから残る
車も必要だから
どうしても欲しい
残るからまだ使うので
無駄ではない
と言っていた。
なんか色々と
間違えている気がするけど
私も夫任せで
制度を理解していないので
大丈夫かいな…
と思うだけで
その場はおしまいに。
けれど後日
あのお偉いさんの奥様が
「アリさんと同じグループの××さん…
呆れるを通り越して
アイツはヤバイ
」
」と連絡をくれた
アイツはヤバイとか
めちゃくちゃ
ウケてしまったけれど
私たちに言った事を
どうやら習い事でも
言いふらしているようで
奥様の耳にまで入ることに
「会社負担で残れるわけないから！
本来、もし残れるとしたら
他社の人もいる前では
厳禁の話なのに
間違えての話だから
もう大惨事でしかない！
あれは誰かが
きちんと注意をしないと！」
と怒りつつも
ハラハラしていた
もちろん
夫の会社は
そこまで
親切な会社ではないのだが
仮にそーゆーサポートが
あったとしたら
絶対に他社の人の前では
言ってはいけない
タブーな話である。
これはうちの会社だけでなく
駐妻界の掟のようなもので
暇でおかしくなっている
駐妻たちの
マウント心を刺激するネタで
たまにトチ狂った駐妻が
会社にクレームを
入れてきたりするのだ。
ヤフコメとかでもあるよね。
大企業の賃上げニュースに
下請け企業が犠牲に〜
とかいうやつの
駐妻版クレームで
おたくの会社は
こんなに手厚いなら
もっとなんたらかんたら〜
というクレーム。
これはうちの会社だけではなく
他社でも同じで
ヨーロッパ駐妻界では
常識らしいけど
私個人の意見としては
会社の陰謀だと思っている
他言しない風潮をみんなで作り
どの会社でも
自分たちの会社が１番だと
思わせておいて
不平不満を出さないための
一種の洗脳
だから
自分たちが
駐妻界ヒエラルキーのトップだと
勘違いしている人たちが
多いのもそのせいかなーと…
違うかな？
つづく。
