国道4号バイパス “福島北道路” 整備計画に着手! | イオンファンクラブ 〜福島県 県北地域情報〜

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国土交通省は今年3月、国道4号線のバイパス機能を担う「福島北道路」の整備を計画していることを明らかにし、今年度から概略ルートや道路の構造について検討・調査を行う“計画段階評価”を進める方針であることが明らかになりました。


6月現在、「福島北道路」の整備ルートは明らかにされておらず、今後概略ルートの検討や周辺地盤の調査などが進められる予定となっています。



『福島北道路』について現在得られている情報としては、



●「国道4号線」のバイパス機能を果たす道路として整備


●多機能複合型商業施設「イオンモール北福島」(伊達市堂ノ内地区・2025年春開業予定)の出店を想定


●「福島西道路」を約7.4km北延伸し、連続立体交差1箇所,立体交差の交差点6箇所を検討中



ということです。


つまり、計画を進めている『福島北道路』とは、現在供用中の「福島西道路」を北延伸し国道4号線まで接続し、国道4号線のバイパス道路として整備しようとする事業であり、北延伸区間を『福島北道路』と呼んでいます。



『福島北道路』の接続が予定されている「福島西道路」は国道13号線のバイパスとして1990年より整備が進められ、2022年6月現在、国道13号線「西道路入口交差点」〜「県道南福島停車場線(福島市大森)」までの延長7.7kmで供用中です。さらに「県道南福島停車場線(福島市大森)」よりも南側では、福島市松川町,福島医大付近の国道4号線までの約6.3km区間で延伸工事が進められています。


現在国道13号線のバイパス道路として供用中の「福島西道路」約7.7km区間は今後国道4号線に接続され、国道4号線のバイパス機能を担うことから、国道4号線に名称が変更されることが予想されます。












そこで今回、得られている情報をもとに『福島北道路』の整備ルートを独自に予想してみました。


今回予想した『福島北道路』の整備ルートは、

「イオン福島店」付近の「国道13号線」や「福島北矢野目郵便局」付近の「農免道路」を連続立体交差で跨ぎ、「ENEOS クラシマDr.Driveセルフ福島北幹線店」付近の「福島北幹線道路」を立体交差で跨ぎ、余目地区・東湯野地区を通り、「聖光学院」野球場付近の「JR東北本線」・「東北新幹線」・「東北中央道」をくぐり、「イオンモール北福島」の北側,伊達市と桑折町の境界付近の国道4号線(産ヶ沢橋付近)に接続するというものです。

この予想ルートで約7.4kmとなります。


(「福島北道路」の整備予想ルート)


今回整備ルートを予想するにあたり留意した点は、土地利用の状況です。一般的に道路を新設する場合、用地買収にかかる費用や時間を最小限に抑えるため、宅地や公共施設を極力避けるようなルートを検討します。(宅地が密集した地域に道路を整備する場合、移転交渉や用地買収・解体などに多大な費用と時間を要します。)


さらに、東北最大規模の多機能複合型商業施設「イオンモール北福島」の開業により、主に伊達市〜福島市方面の国道4号線の慢性的な渋滞が予想されるため、「イオンモール北福島」よりも北側の国道4号線に接続すると整備効果は高いと考えられ、概ねこのようなルートで整備されるのではないかと予想しています。



今回予想した『福島北道路』の整備ルートは、あくまでも個人的な予想に過ぎません。

しかしながら、桑折町議会では既に「福島西道路」の北延伸に関する議論がなされている(話題にあがっている)ことも確認され、予想したルートが合っている,合っていないに関わらず、伊達市と桑折町の境界付近の国道4号線に接続することはほぼ確実であると言えそうです。


「福島北道路」概略ルートの正式発表,早期事業化を楽しみに待ちましょう。