福島市南矢野目の通称 “イオン通り” 沿いに位置する大型書店『西澤書店 福島北店』が2022年3月3日をもって閉店します。
話題の雑誌や文庫本、児童書から専門書まで約12万冊の本を揃える『西澤書店 福島北店』は1999年3月4日の開業から23年間、多くの県北の方々に親しまれてきました。
今回閉店に至った理由について「西澤書店」は “賃貸借契約満了” を挙げています。
しかしながら、この23年間でインターネット・携帯端末の普及が急速に進み、出版業界の低迷,雑誌市場の大幅な縮小が書店に大きな打撃を与えたことも事実です。また、新型コロナウイルス禍による客足の減少も、閉店という判断に至った理由のひとつであると考えられます。
『西澤書店 福島北店』閉店後は「西澤書店」の本店にあたる「西澤書店 大町店」に機能を集約するということです。
●どうなる?『西澤書店 福島北店』跡地
閉店後の『西澤書店 福島北店』跡地に進出する企業は明らかになっていないものの、同一敷地で2021年3月まで営業していたファミリーレストラン「ビッグボーイ福島矢野目店」跡と一体的な再開発が行われる可能性が高いとみられます。
(2021年3月に閉店した「ビッグボーイ福島矢野目店」跡)
物件は数多くのロードサイド店舗が立ち並ぶ “イオン通り” に面した好立地であるため、ドラッグストアや飲食店、アパレル店などのロードサイド店舗の進出が予想されます。
進出企業が明らかになり次第、改めて記事を公開致します。