計画によれば、『ドン・キホーテ福島コマレオ店』は複合ビルの1〜2階の全フロア(約2900㎡)に入居予定で、東北では「ドン・キホーテ仙台駅西口本店」(約3000㎡)と肩を並べる店舗面積となります。営業時間は24時間営業を予定しています。(営業時間は変更となる可能性があります)
店舗名に“コマレオ”の文字が含まれているのは、福島市民にとってとても愛着が湧きますね!(笑)
店舗外観の完成イメージはこのようになります。
建物上部の赤黒ラインや看板以外は、コマレオプラザ時代の外装を残すようです。
国道4号線沿いには、『ドン・キホーテ』公式キャラクター“ドンペン”が描かれた看板も設置されます。
(左図:国道4号線沿いに設置,右図:農免道路沿いに設置)
そして、地下1階の元コマレオプラザ食品売り場跡には福島市地盤のスーパーマーケット『いちい』が、売り場面積約900㎡の店舗を出店することも明らかになりました!!
「ドン・キホーテ」と同じ建物内に他社スーパーが入居することは極めて異例であります。
鎌田地区には「いちい」の既存店舗『いちい鎌田店』がありますので、移転となるか、新規出店になるかという点についてはかなり注目されます。
いずれにしても、『いちい』のコマレオ地下階出店は極めて賢明な判断と言えるでしょう。
仮に「ドン・キホーテ」が生鮮食品を取り扱う「MEGAドンキ」業態で出店することになれば、『いちい鎌田店』にとって「MEGAドンキ」は大敵となることに間違いありません。
一方、「ドン・キホーテ」では生鮮食品の取り扱いがほとんどありません。『いちい』が生鮮食品のみを扱うような形で地下階へ出店するということであれば、「ドン・キホーテ」との競争は免れることができるでしょう。
(地下階に入居するとみられる「いちい」新店舗の求人情報)
「ドン・キホーテ」との調整が図られたどうかについては不明でありますが、『いちい』は生鮮食品部門を牽制した形となります。
一方、コマレオの至近距離に立地する食品スーパー「リオンドール鎌田店」の存続が非常に心配されるところです。
鎌田地区にはここ数年間で、イオン系ディスカウントストア「ザ・ビッグ鎌田店」や「ヨークベニマル福島鎌田店」といった大手スーパーが進出し、競争が激化していました。
今回の『ドン・キホーテ福島コマレオ店』・『いちい』の出店により、今後鎌田地区においてどのような食品スーパー変遷が見られるか注目です。
「コマレオプラザ福島店」跡のビルにはほかにも、飲食店(4階)やダイユーエイトが運営するフィットネスクラブ『AXTOS(アクトス)』、アミューズメント施設などが入居予定となっています。近隣の「セガワールド福島店」が移転してくる可能性もあります。
テナントの詳細は判明次第、更新いたします。
「コマレオプラザ福島店」跡の大きな廃墟ビルは4月下旬に明るく復活することになりそうです!!
【開店日訂正のお知らせ】
2020.02.10
ドン・キホーテの開店日について、
●当初予定: “3月27日(金)オープン”
●変更後: “4月下旬オープン”
に訂正させていただきました
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