改築工事は上下線ともに同時進行で行われており、この工事に伴い、駐車マスの減少・仮設施設での営業が行われています。
『国見サービスエリア』は1975年の道路開通と同時に開業し、以来約44年間営業を続けてきました。
しかし、約44年が経過した施設は老朽化が著しく、さらに近年は全国的にサービスエリア・パーキングエリアのエンターテイメント化が進み、旅の目的地のひとつとして進化してきたことにより、『国見サービスエリア』の利用率は低下していました。
そして、改築計画が発表されてから約3年の時を経て、2018年から本格的な改築工事が始まりました!
まず、サービスエリア施設の改築工事をはじめるにあたり、下り線レストラン棟が2018年7月1日21時をもって営業を終了、上り線レストラン棟が2018年9月2日21時をもって営業を終了しました。
『国見サービスエリア』には、一般的なSA,PA施設にあるショッピングコーナーやフードコートなどが入る “サービス施設” (NEXCO東日本が運営)のほかに、株式会社名鉄レストランが運営する “レストラン棟” が離れた場所に存在していました。
“レストラン棟” は営業終了後、まもなく解体工事が行われ、現在は更地となっています。
そして2018年8月からは、NEXCO東日本が運営するSAのメイン施設 “サービス棟” に隣接した駐車場の一角に、“サービス棟” の仮設施設を建設する工事が始まりました。
仮設施設への移転は上下線とも今年5月21日に完了し仮設施設での営業を行っており、現在 “サービス棟” の解体工事が進められています。
5月20日まで営業を続けていた “サービス棟” も “レストラン棟” と同様に施設の老朽化が著しく、店内も手狭になっていました。
下り線の “サービス棟” には、トイレや道路情報施設はもちろん、24時間営業のショッピングコーナーやフードコートのほか、「E- NEXCO 野菜市場」と呼ばれる東北道最大の産直市場が併設されていました。
さらに、福島名物 “凍天” でお馴染みだった『木乃幡』も下り線サービスエリア内に店舗を構えていました。
いずれの施設も現在は解体工事が進められており、懐かしい『国見サービスエリア』は過去の思い出になってしまいました。
しかし、これから『国見サービスエリア』は新たなサービスエリアとして生まれ変わることになります。
新サービスエリアの開業時期や施設の詳細については未公表ですが、“Pasar(パサール)” または “ドラマチックエリア” として生まれ変わることが予想されます。
新サービスエリア施設の情報が判明次第、記事を更新させていただきます!
大人の休日マニュアル 車中泊で出かけよう!
福島県No.1の地域情報ブログサイトを目指しています!
福島県ランキング