昨日に引き続き、息子君がアトピーと診断されるまでをつづります。
~生後6ヶ月~
12月で乾燥が強くなってきた為か、湿疹が強くなる。耳の上下が裂ける。見ている私が辛くなってしまう。何かの本で、小児科へ行ってダメなら専門の病院に見せるといいと目にし、皮膚科へ行ってみる事にする。保湿剤とステロイドを出されるが、塗り方や薬の減らし方まで丁寧に教えてくれる病院だった為、先生の言うことを聞くことにする。時々さぼってしまったものの、朝晩と息子がベタベタになるほど薬を塗った。赤みが治まると一日おきに薬を塗る回数を減らすのだが、そうすると湿疹が出始める。先生に根気強くやっていく事が大切と言われ、湿疹が復活するとまた朝晩と塗布する事を繰り返した。
~生後11ヶ月~
なかなか痒みが引かない為、血液検査をしてみる事になる。結果は卵と小麦のアレルギー。予期していなかった事態の為、先生に色々質問してみるも、病院が繁忙期だった為か、一言で片付けられてしまう。『この食物アレルギーの結果が湿疹に関係しているかはわからない。卵と小麦粉が反応しているが、全く食べなきゃいいってわけではない。アトピーではないです。』って事は、何の為に検査したのかしら?食べたほうがいい?食べない方がいい?理解できなかった為、検査結果を持って小児科へ行ってみる。すると、卵は禁止、小麦粉は様子を見ながらあげるよう言われる。
~生後12ヶ月~
痒みが強く、夜の寝ぐずりが激しくなる。朝起きると、目が腫れ傷だらけになる事が増える。このままでいいのか不安が強くなる。ここで初めて、食物アレルギーや息子に起きている湿疹について調べる。ステロイドの怖さを知ってしまう。現時点でもどんどんステロイドの量が増えてきていたのに、これから長期間使用し続ける事への恐怖が高まる。それと同時に、今まで友人や親、先生に言われるがままに行動し、自分は何を努力するわけでもなく、他人の視線ばかりを気にし、息子の事を本気で考えていなかった自分に気付く。
ごめんね、ごめんね、ごめんね…。
自分で考えて、行動しなくては。息子にとって最善の選択を。