はじめまして。
永遠に夢を追い続けるアラカン主婦、
**Apple Design Lab(アップル・デザイン・ラボ)**です。
“Apple Design Lab” という名前には、
Apple製品とデザインが大好きなわたしの、
**小さな「実験室」**という思いを込めました。
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気がつけば、この15年あまり。
祖母や両親の介護に費やす時間が少しずつ増え、
社会で「働く」という日常から、
いつの間にか遠ざかってしまいました。
自分の名前ではなく、
「〇〇さんのお孫さん」「娘さん」と呼ばれることが日常になり、
その小さな違和感が、
わたしの心の真ん中にそっと影を落としていったように思います。
だからなのでしょう。
誰かの孫でも、子どもでも、
誰かの妻や母でもなく、
“わたし”として、生きたい。
そんな想いが、少しずつ胸の奥に満ちていき、
“わたし”として生きられない生き苦しさも、
同時に抱えるようになりました。
では、どうすれば “わたし”として生きられるのだろう?
長いあいだ考え続けて、最後に残ったのが、
書くこと。そして、描くこと。
これは、
苦しみに沈みそうになったとき、
何度かわたしを救い出してくれたもの。
自分がいま何を苦しく感じているのか、悲しいのか。
それを言葉にして、ただ書き出してみる。
いま心に浮かぶ色は?
どんな状態が、自分にとってハッピーなのか?
そんなことを、紙の上に静かに描き出していました。
そして気づいたのです。
これらの行動は、わたしの心をそっと包んでくれるものだったのだ、と。
苦しく、辛く、それでも乗り越えてきた時間があるからこそ、
わたしにしか届かない景色や、
わたしにしか描けない表現がある。
そう、信じています。
そして――いつか。
もう一度 “わたし”として生きることができたなら、
いくつになっても追い続けたい夢の話も、
そっと綴っていきたいと思っています。
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ここは、
「書くこと」と「描くこと」を通して、
すこしずつ “わたし” に戻るための記録の場所。
どうぞ、ゆっくり見守っていただけたら幸いです