「愛犬家」というからには飼っている犬が可愛いのは当たり前のことでしょう。

可愛くない愛犬がいたら驚きます。

しかし、飼い主の一方通行な愛情は、犬にとっては迷惑な行為であることも事実です。

そして、自分は愛犬だと思っていても、他の人から見たら愛犬に見えないことをしてしまっているかもしれません。

リードで引っ張るなんて可哀そうだから、リードを伸ばして好きなところへ行かせてあげたい。

行きたいところへ飼い主がついていくお散歩。

リードを引っ張って先導して、それに走りながら一生懸命ついていく飼い主。

一見愛犬家のように見えるこの行為。

犬からしたら主従関係が逆転する行為です。

主従関係が逆転すると、犬は何の言うことも聞かなくなります。

しつけができない、という良い例です。

やってはいけないことをやってしまい、「ダメダメ！」といくら言っても聞き入れてもらえず、最終的には「しょうがないか、こういう子だし」で片づけてしまいます。

お散歩は必ず飼い主の横か後ろを歩かせ、常にリーダーがどちらであるかわからせてあげる必要があります。

犬は私たちが思っているよりも賢く、理解力もあります。

やらせ放題、わがまま放題にしてしまうと、百害あって一利なし。

利口な犬をダメにしているのは飼い主本人かもしれません。

本日のブログ担当、オーナートリマー山田でした。

動物との共存を考える～自由のないお散歩なんて～