前回やった抗ガン剤が効かなくて、

すぐに治験が出来るか診察してもらったら、
思ったよりも進行していたんです。
ずっと右胸の肋骨にある腫瘍も明らかに大きくなり、
肺の中にも目を凝らして見つかるくらい小さかった腫瘍が
パッと見てわかるくらいの大きさになりました。
胸水もあったんです。
このところ、息切れや呼吸がしづらくて苦しくなってということも
あり酸素量も97→93まで下がりました。
もう、CT画像を見るもの恐ろしくなります。
毎日、不安が襲い早く治療しないと!!どうしよう!
怖いよ。と焦る気持ちと不安がいっぱいになり
「ガンが治る」類の本を読み漁るようになってました。
 
結局、治験は胸水があることで条件にあてはまらないことと
効果がわからない治験より、抗がん剤治療の方が効く可能性が
高いのでは!?との勧めで抗がん剤治療をすることにしました。
 
今年に入ってから、2種類の抗がん剤をしましたが、
どれも効かず、いよいよずっと避けていた
脱毛する抗がん剤をすることにしました。
もう体調もずっと悪いし、歩くだけではぁはぁして
なんだか一気に坂から転げ落ちる感じだったので、
脱毛より効いてほしいという期待の方が高かったです。
 
夏の終わりに2週間ちょっとの入院をしました。
今回は、パクリタキセル+カルボプラチンの抗がん剤です。
初めての抗がん剤と同じです。
違いは、前回は、5週間おきに投与し6クールやりました。
この時は、1週間くらい動けずに寝たきりの状態。痺れが一番辛かった。
今回は、副作用が軽くなるように、
1週目 パクリタキセル+カルボプラチン
2週目 パクリタキセル
3週目 休薬
4週目 休薬
このスケジュールで1クールです。
これを効かなくなるまで、もしくは、副作用が強く出る時まで
投与する予定です。
 
前回は、大丈夫だったのですが、
投与してすぐに息苦しくなり、気持ち悪く
自分の体を保つことができなくなりました。
これは、アレルギーの症状で、20人に1人がなるようです。
この抗がん剤はアルコールが入っているので、
酔っ払いすぎて気持ち悪い感じと同じような辛さでした。
症状が落ち着くまで、投与を中止し、
再開した時には点滴をゆっくりして投与しながらやったので、
終わったのがなんと夜の22時でした。
お昼ご飯、夕食も眠くて記憶が全然ない。。。
 
2週目は、アレルギーが出ないように薬を事前に点滴したので、
全然大丈夫でした。
結構怖かったからドキドキしましたが、
無事に終わりました。でも4時間の予定が8時間もかかりました!
これ、外来で投与するとき、朝から晩までやるってことなんだろうなぁ。。
 
副作用は、手足が少し痺れるくらいであとは元気!
すごーく元気でびっくりしています。
脱毛も3週目に入ってすぐに始まり、
今は、地肌が見えて髪の毛はまばらなヘンテコリンな頭です(笑)
レントゲンでは右胸の腫瘍の影が薄くなり
効いていると思われる。
一番びっくりしているのは、息苦しくない!
歩いても全然息切れしないのが本当に嬉しいです。
 
前回の副作用や点滴の時の様子などブログに記録していたことで、
予想される副作用などがわかって事前に準備ができたこと、
落ち着いて臨めたことも大きく、とても役立ちました。
今回も副作用や抗がん剤について記録したいと思います。