腫瘍が見つかってすぐに、化学療法での
治療の可能性が高いと聞いて、
妊娠できないかもしれない体になるんだと
ショックでたまりませんでした。

女性として、耐え難いし、
絶対嫌~‼

もしかして、手術後、転移も再発も
なかいかもしれないし、将来なことは
誰にも分からない。

なら、その可能性に賭けて、
受精卵を凍結して、
根治したら、体外受精しよう!
すぐに不妊治療の病院へ行きました。

これが、私を大きく前向きな気持ちに
させてくれたものでした!

まずは、受精卵の凍結のなんの知識も
なかったので、先生のいう通りにお任せしました。

診察に行った時には、生理周期がすでに8日目。
通常は、生理周期が3,4日目で排卵誘発剤を使って、卵を育てるようです。
私は、ギリギリのタイミングでしたよ。

採卵までは、2種類のタイプがあるようです。
 自然の排卵周期に合わせて、採卵する方法
  排卵誘発剤やホルモン剤を使って、卵を育て、採卵する方法

私の場合には、生理不順、治療がいつ始まるか未定、ということで、
排卵誘発剤の注射を2,3日の間隔で注射し、1週間後には採卵する
1週間で採卵できるようにしてもらいました。

採卵日は、朝8:30に病院へ行くのですが、朝から水を1滴も飲めないので、
辛かったです。しかも猛暑の日で。。

そして、ベッドとTVがある個室に通され、ガウンに着替えます。
手術室?に通されて、「点滴刺しますよ~。」と言われ、「はい、麻酔のお薬を入れます」
と言われて、「はい、終わりました」と言われるまでの記憶が全くなかったのが
びっくりです。

朦朧とした中、お部屋に戻り爆睡。
起きると朝食とお水などが用意されてて、TV見ながらゆっくりと過ごしました。

そのうち、お腹がジンジンと痛み始めます。出血も多少あるので、採卵って
意外と体力がいるもんだなぁっと。。

そのあとは、診察して後日受精卵の結果を電話で聞く流れでしたよ。

ドキドキしながら、翌日に電話すると
「卵子は2つ採卵できて、ひとつの卵子に顕微鏡受精をしましたと。
また、明日連絡ください。」と

受精しなかったらどうしよーーと本当に緊張した毎日でした~

で、1つだけ受精卵が凍結できることになりましたが、
1つだけだとチャンスが1回しかないということだよね!?

時間が許せば、もう一回チャレンジしよう
と現在、2回目の凍結に向けて、排卵誘発剤の注射を打っています。

受精卵が凍結していることが、私の大きな希望になり
前向きな考えになったきっかけでした。
もらった受精卵の写真をみているだけで、愛おしいと思うくらい笑

いつか迎えに行くから待っててね。