2013年7月31日
CT検査を受けに病院へ。
耳鼻科の先生:「あれ。ここちょっと気になるから呼吸器外科へ行ってみて」と
すぐに呼吸器外科へ。

呼吸器外科の先生は、胸腺という器官に腫瘍があり
胸骨に浸潤しており、悪性の腫瘍とのこと。
すでに何が起こったかパニックです。。

もしかしたら、「リンパ腫」の疑いがあるからと血液内科へ。
「リンパ腫」ってなになに?
診察室の前で「リンパ腫」をネットで検索したら、
怖すぎる病気に吐気をもようしました。

血液検査をし、検査結果は1週間後。
骨髄検査もすることに。
とんでもないことになったと涙をこらえるのに必死です。

今日は旦那ちゃんは、海外出張でいないし、
連絡しても帰ってこれないし、何もできないし。
会いたいけど、帰国したら話そうとぐっと我慢して
今日は、家で泣こうじゃないか。毎日不安で泣きどおしです。
人はこんなにも泣けるんだなぁっと。

検査結果までの1週間は、生きた心地のしない毎日で、
電車に乗っても涙。
赤ちゃんを見ても涙。
鏡に映る私を見ても涙。
歩いていても何をしていても涙。

メイクが落ち、夜にはスッピン状態でした
両親に気晴らしと那須高原に旅行に行っても、気持ちが悪くなってきて
折角の旅行も台無しに。。

義父が旦那ちゃんに連絡してくれたらしく、
旦那ちゃんは、同僚の方に後押ししてもらい、
予定より1日早く帰国してくれました感動
ありがとう。旦那ちゃん。
会社の方、ありがとうございます。

2013年8月7日
とうとう、血液検査の結果を聞きに旦那ちゃん、母親、義母と一緒に病院へ。

血液内科の先生は「血液検査に問題は見当たりませんでした。
リンパ腫の疑いも相当低いです。骨髄検査は力を入れて注射するので、
胸骨ももろくなっていて骨折しやすいので、検査は中止しましょう。」

きゃーー!よかった!一週間耐えて本当よっかった!
と思ったのもつかの間。
じゃあ、これは、悪性の腫瘍?それともまさかのガン?

早速、腫瘍の細胞をとって検査する針生検、腫瘍マーカー検査をするために入院。
針生検については追ってご報告しますが、とりあえず人生初めての痛さでした、、

2013年8月13日
PET検査
こちらも追ってご報告しますが、20分間動かず同じ姿勢で筒の中にいるのは
苦痛でした。。

2013年8月19日
いよいよ、検査結果を聞きにまたまた旦那ちゃん、母親、義母と病院へ。
検査結果がでる今日まで、どんな治療法があるのか。がんとはどんなものか。
病院や名医、先進医療とはどんなものか。など調べまくりです。
検査結果の日まで徐々に緊張が増し、診察室の前で待っている悪魔の時間で
過呼吸になるかと思いました。

そして、まさかの「胸腺がん
ステージにするならば、ステージ3ということです。
私の場合、胸骨以外には浸潤していなく、
転移もいまのところ見受けないとのことですが、
胸骨に浸潤しているということは、骨髄、血液にのってがん細胞が全身に既にまわっている
可能性が高いそうです。

胸骨に浸潤しているのは稀なケースらしく、
手術ができないので、放射線、化学療法の治療をすることになると
説明をして頂きました。

治療が良い方向へ向かえば、手術もできるかもしれないと。

半分は覚悟してましたが、やっぱり癌と聞くと
ショックすぎて頭が真っ白になり、先生の顔と机を見るだけで
精一杯。。
旦那ちゃんが私の手をギュっと握りしめて、背中をなでなでしてくれて
「癌になって、ごめんね」という思いがまず最初の気持ちです。

これから、どんな治療をしてどんなことが待っているか
分かりませんが、泣いてもわめいても悩んでも治りません。

やるしかないんです。治療を!と自分に言い聞かせ、
これからの治療頑張っていこうと思います。

私は、いろんな病気の疑いが沢山あり、原因不明の毎日で、
この胸が痛い原因が分かるまで、長い時間と
沢山の診断がありましたが、おかしいなぁっと少しでも思ったら
大げさにでも大きい病院で診察することが一番ですね。

胸肋骨関節炎 ⇒ 逆流性食道炎 ⇒ 胸肋鎖骨過形成症 ⇒ 胸腺の腫瘍 ⇒胸腺癌

「後悔先に立たず」です
毎年、健康診断を受け、沢山の病院に相談しても見つからなかった
病気もあります。
精密検査を積極的にやらなければです。