バックパッカーして海外を放浪していた頃
標高3000m以上の高いところで
何度か過ごしたことはありました
けど
徐々に標高を上げていったところがばかり
頭がズキズキ
心臓バクバク
程度の軽い症状で
呼吸や行動に気をつけてたら
特に問題なく過ごせていました
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
過去2回の富士登山でも
頭痛はあったけど
今回はまさかって感じでした![]()
![]()
初日の山小屋までの登山は
私は「過去1番余裕で楽だわ!」
って思ってました![]()
たくさんの登山者で賑わっていたので
登山道は渋滞気味
その度に足をとめるので
呼吸を整えることができました
呼吸は
口すぼめ呼吸と
動作と呼吸をそろえる呼吸同調
を意識しました![]()
(仕事の知識が役立った)
私は砂ゾーンよりも崖ゾーンの方が呼吸リズムをつかみやすかった
もちろん
こまめな水分補給も心がけてました![]()
しかし!
余裕を感じていたはずなのに
山小屋で急展開となりました![]()
![]()
宿泊した山小屋は標高3350m地点
既に軽い頭痛はありましたが
過去もこんな感じだったし
食欲もあるし
疲れも感じてないし
・・・と気にしてませんでした![]()
お腹もぺこぺこで
あっという間に完食![]()
山小屋で出た夕食はカレーとハンバーグ
なんなら
もう少し食べたいから
朝ごはん用のお弁当食べようかな
とか思ってたくらい
(食べませんでしたが)
夕食を食べ終えたのが
19時10分頃
起床時間が0時10分予定
急いで寝なきゃ
と19時30分過ぎには
寝袋に潜り込みました![]()
すぐに眠りについたと思います
しかし
突然目が覚めました
と同時に
強い頭痛を感じました![]()
(22時位だったと記憶してます)
ズキズキではなくガンガン
頭の中がドクンドクン
こめかみも締め付けれる感じ
口すぼめ呼吸・深呼吸を意識するけど
頭は痛い
なかなか眠りにつけない
落ち着きどころを探そうと
体を動かせば
強い頭痛に加えて
めまい感も襲ってきました![]()
二日酔いの強いバージョン
その後も
なかなか寝つきにくかったけど
何度か眠っては
再び目を覚ます
の繰り返し
その度に
頭痛とめまい感が強くなり
気持ち悪さも出てきました![]()
喉の渇きもあり
数回水を飲みました
これはヤバいな
と思いつつも
寝るのを優先してしまいました
それでも
ウトウトをしていたようで
ガイドさんの声かけで起床
体を起こしたら
少し気持ち悪さは落ち着いたような気もして
準備をして
出発前のトイレへいきました
すると
トイレで突然
吐き気が襲ってきました
本当に急に![]()
目の前がグワァンとしました![]()
![]()
![]()
そして
そのまま何度か嘔吐![]()
![]()
![]()
「ああ、今回は山頂にも行けないのか」
「ああ、また剣ヶ峰行かない、お鉢巡り行けないのか…」
と頭をよぎりました![]()
が
嘔吐が落ち着くと
心の気持ちと裏腹に
二日酔いの気持ち悪さは消えていました![]()
一応ガイドさんに報告したところ
力が入ってれば大丈夫だよ!と
そして
出発して最初の20mくらいの上り坂で
ここでもうきついと感じる人は山小屋で待機してね
ご来光みたい人たちみんなのためだし
富士登山ごときで命を落とすようなリスク負う必要はないよ
・・・と
私はというと
すっかり吐き気とめまい感は落ち着いており
軽い頭痛が出るくらいの程度で
呼吸法を意識すれば頭痛は消えるくらいに
症状は落ち着いていました
ということで
山頂まで辿り着き
今回の目標でもある
剣ヶ峰・お鉢巡りに行くことができました![]()
振り返っての反省点としては
⚫︎寝るのを急ぎすぎた![]()
普段ロングスリパーなので
寝れたい気持ちが強すぎました
整理体操したり
山小屋周囲を散策したり
気圧に慣れておく必要があったようです
水を飲む時
体を起こしたら少し楽だったので
そのまま上体を起こして呼吸を整えるのも
有効だったみたい
⚫︎水分摂取が少なかった![]()
今考えるとかなりの脱水状態だったのではないかと思います
寒さ対策で
靴下を履いて
フリースを着て寝袋で寝ていたら
暑くて暑くて汗かいてました
1日目、水分摂取は心がけてはいたけど
普段よりも少なかったかもしれない…
仕事中と同じかちょっと少なかったかも![]()
実は、2日目は全然トイレに行かなかったんです
こわっ![]()
以上
また富士登山することがあれば
気をつけたいと思います![]()
今のところ
もう2度と富士山の山頂は目指しませんが
懲り懲りです![]()
![]()

