難病ウォブラー症候群と闘う愛馬ライナーの日々

難病ウォブラー症候群と闘う愛馬ライナーの日々

2010年より愛猫クーちゃんの慢性腎不全の闘病記を綴っていましたが、クーちゃんが虹の橋へいってしまい、ブログはお休みしていました。馬の難病、ウォブラー症候群と闘う愛馬ライナーの、かけがえのない日常を綴りたく、2023年6月から再開しました。よろしくお願いします。


2022年4月29日 ライナーは産まれた。


生後、数時間のライナーと母馬のクインシーロウ


母馬の妊娠後期は、最悪の体調だった…

ライナーを産む二ヶ月位前から、ひどい咳が出始め、とても辛そうにしていた。

腹部と胸部に浮腫が出始めた。

当時の母馬のオーナーは、私ではなかった。

オーナー其々に考え方や飼育法がある、なので余り口を出すのは嫌だったが、流石に見かねて『母馬のロウを獣医師に診察してもらった方が良いと思います』と言ったが、聞き入れてもらえず…

とても歯痒かった。悲しかった。

私の馬ではないが、私に馬という生き物の素晴らしさを教えてくれた愛するロウが、こんなに辛そうにしているのに、何もできない。

咳も浮腫も回復しないままだったが、ロウは母子共に無事に出産を終えた。



昨年のライナー、一歳の誕生日

写真の右後ろに、母馬のロウの姿が見える…


馬の妊娠期間は、約350日。

ライナーは予定日より遅く産まれたので、一年以上ロウのお腹の中にいた。

この当時は既にウォブラー症候群が悪化していたが、周りに何を言われようと、せめて誕生日は迎えさせたい、そう願い必死で守っていた。

とても嬉しかった一歳の誕生日。


あと10日で、ライナーは二歳になる。

昨年、我が家に来てから皆んなが待っていたライナーの誕生日。


少し早いけど、誕生日祝いの幹細胞注射。

YouTubeのスーパーサンクスを使わせて頂きました。

皆様、ありがとうございます。

本当にありがとうございますm(_ _)m


今更ですが、ひっそりとfacebookを始めておりますが、日々の忙しさに忙殺され使い方を把握できていません悲しい

暇をみつけて、ぼちぼち頑張ります。

ライナー、3度目の幹細胞注射。

今回の幹細胞注射の目的は、ライナーの全身状態の向上、骨折の治癒を早める事、免疫力向上、

褥瘡の現状維持を目的としている。

ライナーの身体に炎症が起こっている場合、炎症をおさえてくれる。

継続的に、幹細胞注射をうち、ライナーが良い状態をキープし続け、尚且つウォブラー症候群の改善があれば、手術できるかもしれない。

希望を捨てずに、ライナーに無理のない範囲で頑張ろう。


今日のライナー





畳を張り替えたので、嬉しいライナーの図照れ

今日は、暖かく風もない穏やかな日だった。


本日のライナー


馬房の入り口付近に座り、外の景色を眺めている。

いつもより、匂いをかいでいる。

春の訪れを感じている様子。

コバ様から頂いた、赤いバンテージが、とても良く似合うおねがい


骨折後、3日目位から右後肢がバンバンに腫れ、一週間目に高熱が出て、熱は約一週間続いたが、結局何の熱だったのか不明。

解熱剤と抗生物質と胃薬を処方されていて、飲ませていたが、長く続ける薬ではない。

ライナーに、初めて浮腫が現れた。

ボロも、硬くなり腸内環境が悪くなっているのが、はっきりとわかった。

ライナー自身、一日中怠そうにボーっとしている。

投薬しても良くならないどころか、副作用ばかり出る。

思い切って投薬を中止した。

たまたまタイミングが良かったのか、分からないが、熱が翌朝下がった。

夜には再び9度過ぎまで上がり、心配で解熱剤を投薬したいが、ライナーが辛そうにしていないので、安心材料が欲しいだけの自分の気持ちを必死に耐える。

熱は、不定期に上がったり下がったりを繰り返したが、投薬していた時よりライナーは調子良さそうで、ボロの状態も改善されていったので、このまま様子を見る事にした。

そして3月に入った。

ライナーは、もう熱は出していない。


そして4月



柔らかな日差しを浴びて昼寝するライナー


今日も一日、無事に過ごせた。