このところNTT西日本でネットワークサービスのトラブルが続出しています。固定電話ではこのようなトラブルが続出することは考えられなかっただけに、インターネットというインフラの脆弱な面が浮き彫りになっている感じです。

 従来の電話交換網に使用される機器と、インターネットの通信に使用される機器では、正直なところ信頼性も違いますし、機器構成そのもののお金のかけ方が違います。

 以前の記事にも書きましたが、よほどのことがないとNTTの固定電話が広範囲にわたって通話不能になることなど通常ありません。これは非常に高価な信頼性の高い機器を使用して、コストをかけて何としてでも電話交換というシステムが止まらないようなシステムを築き上げてあるから、ある面当たり前なのです。

 それに反してIP電話を含むインターネット接続サービスは、固定電話に比べればはるかにコスト競争にさらされて、悪い言い方をすれば、それなりの信頼性しか最初から想定していないのです。

 もし従来の電話交換網のようなコストのかけ方でNTTがインターネット接続サービスを行っていたら、ものすごい赤字を出して大変な問題になっているはずです。

 とはいえ、これだけ頻繁にNTT西日本でシステムトラブルが起こるということは、偶然が続いているのではなく、組織のやり方やありかたに何か構造的な問題があるのかもしれません。

 インターネット接続サービスは電話交換網に替わる新しい社会インフラになりつつあります。そのような状況の中で、これだけトラブルが続くことは問題です。

 今後のNTT西日本の対応を見守っていきたいと思います。

人気ブログランキング3 ← おもしろかった、役に立ったという方はクリックして応援よろしくお願いします!