個人情報保護法がらみで、その運用についていろいろな問題点が指摘されています。皆さんもご存じの通り、あまりにも情報を出すことに神経質になりすぎて、学級名簿や、学校の緊急連絡網、あるいは卒業アルバムも作れないような状況が現実に起きています。

 たしかに、昨今の子どもをねらった犯罪の急増をかんがえると、学校の現場でこのようなことが起きてしまうのも理解できますが、これは誰がみても行きすぎです。

 人は一人では生きていけません。社会あるいはコミュニティを形成して生活を送っていく動物なのです。その中で大切なことは情報伝達と、情報共有です。個人の情報を秘匿することばかりが叫ばれるようになると、いろいろなコミュニティが崩壊せざるをえなくなります。

 われわれはさまざまな情報伝達あるいは情報共有のためのツールを手にしています。しかし、それがかえって手かせ足かせになって窮屈な社会になってしまうようでは、本末転倒です。

 一定の情報セキュリティを保ちながら、人々の間で情報共有がうまくいく塩梅というものをこれから模索して行かなければなりません。

 個人情報保護法の行きすぎを是正するには、まだしばらく時間がかかりそうです。

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