報道によると、ニフティが提供しているセキュリティサービスの不具合で、1518名のユーザがウイルスに感染したそうです。原因は、ニフティ側のメンテナンス作業中の設定不備ということですので、これだけをみると、ニフティに一方的に非がありそうにみえますが、実際そうとも言えないと私は思っています。

 というのも、このウイルスはきちんとWindows Updateをしていれば防げたものだからです。2004年7月以降に一度もWindows Updateを実施していないと感染する可能性があるということなので、こんなにも長期間PCのセキュリティ対策を怠っていては、各ユーザにも大いに責任があると言わざるを得ません。

 今までの記事でも、ウイルス対策ソフトへ依存しすぎることに警鐘を鳴らしてきましたが、プロバイダが提供するウイルスチェックサービスに対しても、同様な態度をとるべきでしょう。このような、セキュリティチェックの不具合が起こる可能性があるわけですから、二重、三重に対策を施す必要があります。

 今回感染してしまったユーザが、ニフティのサービスに頼り切らず、自分でもきちんとウイルス対策ソフトをしていれば、また、きちんとWindows Updateを実行していれば感染せずに済んだ可能性が高いからです。

 話は変わりますが、昨今オートロックの設備がついたマンションが空き巣に狙われる事件が増えているそうです。これも、この一件と本質的に同じユーザの油断を感じます。マンションの共同玄関に鍵がかかっているからといって安心してしまって、自分の部屋に鍵をかけずにいるために狙われてしまうのです。空き巣はそのような事情を熟知していて、何とかしてマンション内に入ってしまえば、普通のマンションよりも仕事がしやすいと思っているわけです。

 この一件で、セキュリティ対策を人任せにするのがいかに危険かということがわかります。自ら主体的に関わっていくことがセキュリティ対策では重要です。自分のできる範囲、お金と時間が許す限りきちんとした対策をとること、それが最も求められていることです。

 この一件を反面教師として、皆さんのセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか。

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