時がしばらく流れてホジュンは医学の研究にいそしんでいました。そんな折、ホジュンは恭嬪(コンビン)の第二王子光海君(クワンヘグン)に呼ばれます。

 ホジュンは、恭嬪が最期に残した言葉通り王子たちの良き相談役、話し相手になっていたのですが、光海はホジュンに、今日は母の命日なのにそんなことも忘れて、王が仁嬪(インビン)の王子信城君(シンソングン)ばかりをかわいがることを嘆いたのです。

 また、ホジュンの息子ギョムは、身分のせいで希望する科挙の試験をうけられないことを知りつつも、勉学にいそしんでいました。

 そんな折、信城君の背中にできた腫物が治らずに、侍医であったドジが追求をうけていました。そうした背景があり、信城君の治療をホジュンが担当することになりました。

 ホジュンが診察してみると、ドジから聞いていたよりも信城君の症状は重いということがわかり、ホジュンは懸命に治療法を探ることになります。

 そしてホジュンは、ある突拍子もない治療法に行き着くことになるのですが…次回をお楽しみに。