マラウイ① 〜マラウイの移動キツすぎだろ! 国境からリロングウェ〜
まとめ
〈移動〉
カロンガ→ムズズ/バス/10000MK(1200円)/200km/8時間
ムズズ→リロングウェ/長距離バス/19000MK(2500円)/400km/7h
(宿)
Umunthu Space&Lodge(ムズズ)/ドミ/1600円×2泊/温水、レストラン併設、Wi-Fiなし
Area 3 Lodge(リロングウェ)/4000/温水/Wi-Fiなし
マラウイといえばなんだろうか。
マラウイ湖。
おわり。
かくいう私もマラウイ湖を一目見ようとマラウイにやってきたわけであるが、マラウイにも「観光地」なるものがいくつかある。
①ケープマクレア
一番有名な観光地。
リロングウェの近くにあり比較的アクセスしやすい。
また、宿も充実している。
②ンカタベイ
マラウイ湖沿いの丁度真ん中くらいにある。
一応リゾート地だがアクセスが大変っぽい。
見た目は綺麗っぽい。
③リコマ島、チズムル島
モザンビーク領の中にポツリと浮かぶマラウイの島。
移動手段はフェリーのみ。
いわゆる「猛者」がいく場所である。
バオバブの木などがあり、だいぶ楽しそう。
できれば上記を制覇したかったのだが、もうこの時点で九月の中旬。
チンタラしていると秋学期の開始に間に合わなそうなので、ケープマクレアまで一気にかっ飛ばすことにした。
以下はその記録である…
カロンガというよくわからん街からまずは「ムズズ」という街を目指す。
「ムズズ」という街は割と大きいらしく、僕のようなバックパッカーが中継地点として用いることで、割と外国人がいるらしい。
てなわけで、ムズズ行きのバスを探す。
↑バス停の近く
バス停らしきところに入り、ムズズ!ムズズ!と叫んでいると、丁度出発しかかっているバスを見つけた。
料金を聞くと10000クワチャ、訳1200円である。
え、最貧国じゃないの?高すぎない?
最初、ぼったくられていると思って交渉を試みたが、どうやらマジでこの金額らしい。
マラウイを含めアフリカ諸国はインフレがどんどん進んでおり、ガソリン代も安くないためこの値段は妥当っぽい。
ということでバスへ乗り込んだはいいものの、座る席は当たり前にない。
通路も人で埋め尽くされているため、仕方なくバスのエンジンの部分に座らされた…
ムズズまでは200km、まあすぐ着くだろうと思っていたが甘かった。
ここはマラウイである。
山なりの道を時速10キロほどのスピードで進み、途中荷物を下ろしたり乗せたりしていると、朝出発したにも関わらずもう日が暮れかけている。
そしてエンジンに座らされた僕はなぜか荷物を下ろしたり乗せたりする作業を手伝わされる…
勘弁してくれよと思いつつムズズに到着すると、バスのスタッフから思いがけない一言。
「ユーアーフリー」
俺がスタッフの如く仕事をしていたからだろうか。
エンジンに座らされキツそうにしていたからだろうか。
何はともあれ無料でムズズまでこれた。
ムズズの宿に関して、事前情報でjay’s houseなる韓国人宿があると聞き、韓国料理も食べれると聞いていたので非常に楽しみにしていたのだが、行ってみると潰れていた。
なんでもコロナの影響らしい。
仕方なく辺りを彷徨っているとなんかいい感じの宿を発見。
ん〜なんか高そう。
そう思い入ってみるとなんとドミがあるという。
一泊1600円。
綺麗だったし科目登録をする必要があったので、休憩も兼ねて2泊することにした。
レストランもついていて、パスタやらサンドイッチやら西洋化されたものをたくさん食べられるのでこの宿はけっこうおすすめ。
ちなみに近くにはでかいスーパーや薬局などもあり、生活するのには困らなそう。
↑マラウイのビール。クチェクチェ。
さて、次はムズズからリロングウェのバスを探さなくてはならない。
リロングウェ、リロングウェと言っているとみんな口を揃えてサソー、サソーと言う。
何やら「soso」という会社がリロングウェまでのバスを走らせているらしい。
ということで乗り込みチケットを買おうとするも、ないと言われる。
そして他の会社を探そうとするが、会う人全員サソー、サソーという。
気を取り直してもう一回行くと、午後の便なら空いているという。
先に言えよ…
割と人気っぽいので早めに予約をしたほうがいいかもしれない。
午後一時の便だったので12時半ごろにつき、飲み物やら食べ物を買って待つが、待てども待てども来ない。
何やら来るはずのバスがぶっ壊れたらしい。
結局代わりのバスが来たのは3時すぎだった…
しかしこのバスはなかなか快適な上、飲み物とお菓子もでた。
首都までの道ということもあって割とスイスイ行き、午後10時前にリロングウェについた。
問題点は、リロングウェの宿を予約していないことである。
というのも、リロングウェで予約できる宿は安宿がなく、予定では夕方につき宿を探そうと思っていたのだ。
しかしこのザマ、時刻は10時。
いくらマラウイとはいえ野宿はさけたいし、パパッと宿を決めたいところ。
そうして何軒か回ったのち、良さげな宿を見つける。
最初は6000円くらいだったが、朝食がいらないことを条件に4000円まで値下がる。
ありがたや…
しっかしマラウイの宿はどうしてこんなにWi-Fiがないのか、不思議でしょうがない。
とりあえず首都についたわけであるが、それにしても首都のクセに星が綺麗なもんである。
そして、移動は次の日も続く…
P.S. 現在も旅行中なため全く更新ができていない。3月中にはヨハネスブルクまで終わらせたいものである。