タンザニア⑦ 〜モシからダルエスサラーム 最凶都市やいかに!?〜


 

まとめ
(移動)
モシ→ダルエスサラーム/長距離バス/10時間/36000シリング(2000円ちょい)
(宿)
ダルエスサラームYMCA/個室/25000シリング/蚊帳あり・食堂併設

次回からはザンジバル編なので、一応タンザニア編は今回で最後である。


さて、タンザニア本土からザンジバルへ行くにはいくつか方法がある。

①アルーシャから飛行機

これが最も安全でしかも安い(一万しなくらい)

②ダルエスから飛行機

円安なのでフェリーより安い場合がある。中心部から離れているのが難点か。

③ダルエスからフェリー⛴️

王道。しかしダルエスの治安が悪いのが難点。


①はアルーシャまで戻るのがだるいし、②は空港まで行くのが面倒。

結局フェリーにも乗りたいので③にした。


モシからダルエスサラームへのバスは、アルーシャからモシに到着した時のバス停と同じである。


早朝5時に起きて、6時発のバスへ向かう。

アルーシャは物乞いが多く、道に並んで座っている。

日中は気にしなかったのだが、足のない女性がこんなに早朝から座っているのにびっくりしてお金をあげる。

物乞いにお金をあげるべきか否か、という問題であるが、私はこの点においては完全に「気分」である。

まあ、子供には絶対あげないけど。




バスの内部はこんな感じ。

なぜかずっと卑猥な映画?が流れていた。

子供も乗ってたけどいいのだろうか…


「ダルエスサラーム」と言って一番有名なのは何か。

それはおそらく

タクシー強盗

であろう。

タクシーに乗るとそのまま人気のないところに連れて行かれ、身包みを剥がされるのだ。

そのため流しのタクシーは現地人でも乗らないらしい。

これは暗くならないうちについて欲しいところ…


ダルエスサラームに着いたのは午後四時ごろ。

市内中心部ではなく郊外のバス降り場のようなところに着く。

タクシーやバイタクに勧誘されるが無視してウーバーを開く。

しかし、15分待っても30分まってもドライバーが捕まらない。

仕方ないので路線バスみたいなのを使うことに…


目的地はYMCA。

基本ダルエスサラームには安宿はないので、おそらくここが一番安いらしい。

YWCAというのもあるらしいが僕が行った時は、やっていなかった。


この路線バスというのが難しく、どこに停まるのか検討がつかない。

結局降りれた地点はYMCAからおよそ2キロ、あたりは暗くなってきたが、タクシーを使うわけにも行かない。

歩くか…ということでダルエス歩きが急遽開催されることに。


歩いて10分くらいすると辺りは真っ暗になってしまった。

ダルエスサラーム、何が怖いかというと高いビルがたくさんある癖に電灯がまったくないので、街が本当に真っ暗。

前に誰がいるとか見えない。



かといってスマホの灯りを使うのも怖すぎるので、3秒に一回は後ろを振り返りつつやっとのことで辿り着く。




この場所がなかなか難しく、最初は分からなかった。

「ホリデイイン」というホテルの道路を挟んだ目の前である。

警備員がいる。


YMCAはファンと蚊帳がついた部屋に一つベッドがある質素な部屋。

宿泊客は僕しかいないらしくさらに暗くて怖い。

夜勝手に女子トイレの電気がついたのにはびっくりした。

Wi-Fiはないが、ホリデイインのレストランで食事をしてWi-Fiに繋げとけばそのままYMCAで使えるらしい。(高いから行ってない) 

着いた当日は日曜日だったので使えなかったが、普段は食堂が開いていていつでも食事ができる。




何も食べるものがないので仕方なく近くのサブウェイに行くことに。

暗くて怖かったが無事に到着。

今考えるとあんな暗い中よく歩いたなとも思う。

みなさんは気をつけてください…