タンザニア② ~キゴマからアルーシャ 地獄の20時間移動~
まとめ
キゴマ→アルーシャ/長距離バス/65000シリング(3800円)/約1100キロ/20時間
宿(アルーシャ)/アルーシャバックパッカーズ/800×3泊/個室/お湯・朝食・受付でWi-Fiあり・サファリ手配可
キゴマに着いた日にバス停で購入したチケットを持って宿を立つ。
早朝4時、アフリカは夜行バスがないため移動日の朝は早い。
宿のスタッフにバイタクを呼んでもらいバス停へ向かった。
↓バス停
ちなみにタンザニア、スワヒリタイムというのがあるらしく、通常より六時間遅い表記になっていることがあるので注意が必要。
僕も最初、チケットの集合時間が10時になっていてあやうく間違えるところだった。
↑途中で止まっているバス
たしか5時くらいには出発した気がする。
アフリカのバスは割と時間になるとすぐに出発する。
しかし、
これが地獄の始まりだった。
まず、二列シートにもかかわらず、
なぜか三人目が座っている。
しかもこいつ、途中で降りるのかと思いきや、結局最後まで乗ってやがった。
というわけで、僕は20時間2列シートに三人で座らされたことになる。
トホホ...
↑普通にずっと立ってるやつもいる
また、道路がとんでもなくガタガタしている上、バスが走ると赤土を巻き上げる仕様である。
そしてなぜか、
バスの床から赤土が巻き上がってくる。
結果、服やバッグはもろとも、鼻の穴まで砂まみれになってしまった。
アフリカ旅行最悪な移動ランキング堂々一位である。
↑荒野の中をひたすら走る
あたりが暗くなり夕日が差し込んでくるにつれ、隣の少年がもじもじし始めた。
明らかにトイレがしたいようで、膀胱を押さえている。
しかしバスは止まらない。
そしてなぜか知らないがアフリカの人たちは
「トイレしたいから止まれ」
とか言ったりしない。
アフリカのバスは基本トイレ休憩が6時間に一回くらいしかない。
トイレが近い日本のおっさんが乗ろうものなら地獄そのものであろう。
バスの車内には連帯感というか、一人だけ抜け駆けしてはいけないような雰囲気が漂っており、僕も
「止まってくれ」
と言えることは一度もなかった。
結局少年は次止まるまで我慢していた。
宿のオーナーに
「着くのが深夜になるかも...」
という連絡をしつつバスに乗り続けることおよそ20時間弱。
時刻は1時をまわろうかというところでようやくアルーシャに着いた。
身体は泥まみれ、そして雨が降っていてクソ寒い。
そしてタクシー運転手はぼったくってくる始末。
観光地だから詐欺師多めとは聞いていたが疲れていたのもあって無性にイライラする。
マップを確認すると近かったので走っていくことに。
↑次の日宿から撮ったアルーシャ
宿に着くと、深夜にも関わらずスタッフが出迎えてくれた。
アルーシャバックパッカーズ、アルーシャと言えばここ!という感じの宿。
一泊5ドルにも関わらず、朝食もついているしお湯もでる。
周辺のレストランは閉まっているので仕方なくカップ麺2号を取り出しお湯をもらってすする。
毎回この「お湯」は水道水から作っているのだがお腹を壊すことはない。
強靭な胃袋に感謝である。
今日はここまで
p.s 最近更新をさぼりすぎてしまった。一月末までには完結させたいのですが...