ブルンジ① ~ブジュンブラを歩く~
まとめ
Exodus Apartments
・7000円×一日/朝食付き
・booking.com掲載
・警備あり・温水・クーラー・Wi-Fiあり
ブジュンブラ、ブルンジ最大の都市、ちなみに首都はギデガ。
結局ブジュンブラについたのは夜10時になってしまった。
バスステーションなどはなく、暗い夜道の中にポイっと降ろされると、ここぞとばかりに外国人の僕に向かってタクシーの客引きが来る。
宿まで約5キロ、暗くて街灯もないので迷わずタクシーに乗ることにした。
僕「ハウマッチ?」
運転手「は???」
ブルンジ、英語が通じない
どのくらい通じないかというと、たぶん日本や韓国より通じない。
ブルンジの公用語はルンディ語、教養がある層がかろうじてフランス語が話せるという感じで英語を話せる人はほとんどいない。
ということでボディランゲージで交渉し、10000フラン(600円)で乗ることに。
高くね?と思ったが暗くてどうしようもないので仕方なく...
Exodus Apartments
しっかしこの宿の位置が本当にわかりづらく、英語も通じないので道行く人にExodus Apartments!と聞きながら歩いていると、中学生くらいの五人組に遭遇した。
俺「Exodus Apartments しらない?」
ガキ共「俺らも一緒に探してやるよ!(想像)」
ということで、中学生たちと歩くことに(しかし彼らは学校に行っているのだろうか...)
暗闇を俺と、子供たちで歩く。
正直マジで、暗いところに連れていかれて強盗に遭うかもしれないなと思って、最悪荷物を捨てて逃げようとか考えながら少年たちより二メートル後ろ位を歩いていた。
あ~ここじゃね?とか言いながら門を石でたたいてでかい音を出す少年たち。
しかし人が出てくる気配が一向にない。
「もしかしてこの奥じゃない?」
そう俺が言うと、ATMの横にある小道に入りだす御一行。
あぁ、これマジでやばいかもな...そう思っていると、ブルンジについて初めて見る、明るい立派な建物があった。
「Exodus Apartments」
この看板を見てどれほどほっとしたことか...
すると、子供たちが何やら恐縮そうにこちらをニコニコしながら見てくる。
僕もニコニコし返してそのまま別れようかと思ったが、1000フラン×五人ということで5000フラン渡して別れることにした。
このホテル、7000円ということもあり、ほとんど完璧。
しかし、
支払いをドルで要求される
にも拘わらずクレカは使えない。
アフリカを旅行するものにとって、ドルは本当に大切な、いうなれば最後の砦のようなお守りである。
500ドルしか現金で持っていない僕は、ここで50ドルとられるのが本当に嫌だったため、けっこうゴネた。
僕「いや、本当にドル持ってないんだよ!明日ブルンジフラン下して渡すから、ね!」
スタッフ「ちょっと、オーナーに電話するから、、、(想像)」
すると、何やら金持ちそうな、ブルンジ人とはとても見えないオーナーと称する男が出てきた。
オーナー「Hey,bro! Can I help you?」
俺「I don't have US dollars...」
オーナー「じゃあドルが下せるATMにつれていってやるよ!」
は???まじで???ブルンジにドルが下せるATMがある???
アフリカでドルが下せる場所といったらナイロビのヒルトン裏ATMであるが、しかしここで新情報。
ブジュンブラにはドルを下せるATMがある!!!
Eco Bankという青いATM。
ちなみに場所はここら辺。
念のため150ドルさらに降ろし、50ドル支払う。
ちなみにこのオーナーはブルンジであった唯一英語が話せる人だった。
宿に帰った僕はビールをいただき、ホットシャワーを浴びて、一人で晩餐をすることにした。(レストランは全部閉まっていた)
はい、勝ち~
日本から持ってきた三個のカップ麺のうちの一つ。
素朴な、しかし味わい深い祖国の味に涙を禁じ得ない。
そうしてカップ麺をすすりながらWi-Fiにスマホをつなげインスタをみてダラダラしていると、フっと急に電気が消えた。
窓を開けるとこのホテルだけじゃなく、町全体が停電したっぽい。
唯一街を照らすのは月と星だけ…
ちなみに水道も止まっていたので、マジで最初に風呂に入っていてよかった...
せっかくクーラーがついてるのに、もったいねぇ~とか思いながら床につくと、すぐに眠りについてしまった…
今日はここまで!