ルワンダ歩き ~ニャマタのジェノサイド跡地を巡る~
まとめ
キガリ⇔ニャマタ往復 30km/バイタク/20000ルワンダフラン(2500円)
各ジェノサイド跡地 無料
ルワンダには数多くの虐殺記念館があるが、今回はキガリからも近い「ニャマタ」という街に行くことにした。
グーグルマップには「ニャマータ」と記載されている。
ニャマタまではバスで行けるそうだ。
しかし、いかんせんキガリは坂だらけ!
バス停まで行くのもしんどかったので、宿の前に通りかかったバイタクを利用することにした。
行きはたしか7000フラン(800円くらい)。
30キロにしては安くないか?
ルワンダやウガンダはバイタクがぼったくってこないからありがたい。
ということで、小一時間バイタクに乗り、ニャマタ虐殺記念館を目指すことにする。
しっかし一時間もバイクの後ろに乗っているとケツが痛くてしょうがない。
ところで僕はバイクの荷台に乗るとき後ろの手すり?みたいなところを掴むのだが、これが正しいのかどうかは永遠の謎である...
そうこうしてるうちにニャマタについた。
マップ通りに行くと行き止まりになってわからなかったのだが、どうやら学校の近くにあるっぽい。
記念館の静けさと、がやがやする子供たちのコントラスト...
ここで本当に虐殺があったなんて、中に入るまではまったく想像もつかないだろう。
外観はこんなかんじ。
警備員もいたけど観光客も少なくて本当に静かで、学校から子供たちの声が聞こえてくるだけである。
中に入ると様々な展示があるのだが、一際目立っているのがこれ。
なんと
犠牲者が着ていた服をそのまま展示しているのである
血が染みついた服から、小さい子が着ていたような服まで。
下手にショーケースに入れるとかではなくそのまま放置されているのがより一層生々しさを際立たせる...
一通り見終えて外に出ると子供たちが走り回っていて、「ハロー!」と声をかけてくれる。
太陽が眩しい...
ちょっと疲れたのでおしゃれっぽい店に入り、サンドイッチとコーラを頼んだ。
東アフリカはちょっとお金を払えばこういう日本人好みの食べ物が食べられるのがうれしい。
一休みしてケイアンバという街に向かい、次の記念館を目指すことに。
歩こうと思ったが大通りから結構あり、結局途中でバイタクを使ってしまった。
ここにはガイドというか管理者のおじさまがおり案内してくれる。
だが俺は初めその人をよくいる無理やりガイドして料金を請求してくる系の人かと思いかなり失礼な態度をとってしまった。
実際には英語も堪能で、僕の質問にもたくさん答えていただいた。
すみませんでした...
←これは前のとこで撮ったやつ。おじさんと話し過ぎて写真を撮れなかった...
この記念館では、赤ちゃんが壁にたたきつけられて殺された跡や、女性が拷問された場所などが保存されている。
正直言うと写真を撮る気にもなれなかった。
もういくつか記念館を廻ろうかと思ったが、この時点でかなり疲れてしまったのでキガリに戻ることにした。
僕が行った他にも「ムランビ虐殺記念館」など有名なものがある。
そこにも行こうかと思ったが、もうお腹いっぱいだな、と思った。
そろそろ他の国に移動するか。
ということで移動情報も書こうと思ったが、長くなりそうなのでここまでにする...