フライチームに飛行機の写真のアップが一段落したので蒸気機関車のページを作り直し始めた。目に留まったのが小海線だった。高原のポニーと呼ばれた小型のC56で八ヶ岳高原によく似合っていた。手始めに夏の高原を行く列車を再構成した。この日、1972年8月13日はカメラを35ミリと67と2台担いで車で撮影している。まず、甲斐大泉の手前、大きなカーブで撮影する。ここからは後ろに南アルプス、特に甲斐駒ケ岳が見えるのだがこの日は見えていない。線路脇のオオマツヨイグサが夏を彩っている。混合列車のC5619がやってきた。
次いで清里を過ぎて野辺山に向かう、国道が線路を横切る踏切の手前で登ってくるC56149を待つ。同じ列車を撮っているので途中で追い越している。また、撮影場所も道路から近い、車から降りてすぐ撮影できる。黒煙でいかにも夏を思わせる。
次に臨時列車を撮るために野辺山駅に行く。駅に入ってきた。
出発シーンを撮影するために駅の反対側に行く。発車時刻が近い、乗客が急いで線路を渡ってゆく。若い女性のリュック姿が夏休み。