中途半端になっていた足尾線のC12を完成しました。撮影日は、1969年8月9です。かなり暑い夏の日、桐生からバスで神土まで行き、足尾線を訪ねました。最初は、神土駅の手前にある学校の下へ行こうとしたが、崖で降りられなかった。戻って国道を少し歩いて神土駅に行き撮影しました。1969年撮影当時には、足尾線はまだ国鉄でしたが、1987年の国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道となり、その後1989年第三セクター鉄道化され、「わたらせ渓谷鐡道」となっています。原画は、モノクロプリント、サイズはキャビネこれをスキャンしてデジタル化しています。
まず795レ、C1241の神土駅への進入です。神土駅はR122からかなり下る。急な坂を暫く下ると小さな広場になっていた。少し戻ってトンネルから出るC12を狙った。
神土駅から渡良瀬川に下り橋を渡って対岸の山に登る。左側にトンネルを抜けると神土駅になる。上り792列車は、下り勾配で機関車は逆行、煙は全くでない。
続いて先ほど進入した、795レ、C1241が足尾に向かって登ってゆく。右手が草木方面、足尾になる。小さなC12が、川沿いに右に左にユックリと登って行きます。当時の時刻表によれば神土着13時15分、発14時18分なので2回撮れた。
最後に797レ、C1247を神土に戻って撮影する。神土駅を出てから暫くは直線です。短いトンネルを出ると川の蛇行に沿ってゆっくりと登ってゆきます。
神土駅のSL時刻表です。