食い気と色気の美味しい関係
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「ELBA」のランチ

今日は待ちに待った土曜日。

あなたは私・・・ではなく、私のマンションの隣にある
イタリアンの「ELBA」を目指してやってくる。
そう思っても全く悔しくもないぐらい、私も相当お気に入りのこのお店。
いつもマンションのドアから出るだけで
美味しい香りが漂っている。

そういえば、このお店に来るようになってもう4年。
あの友達もこの友達も、会社の先輩も同僚も連れて行っているけれど
土曜日のランチは断然あなたと一緒が多くて
お店の人もすぐにわかってくれるのが心地良い。

いつもお願いするのはAコース。
季節のお野菜を使った前菜、パスタ、ドリンクもいただいてお腹いっぱい。
何と言っても3種類から選べるパスタはいつも色んな顔を持っていて
味も間違いがない。

「ELBA」があなたを惹き付けるから、あなたは沢山来てくれる。
パスタにあやかって私も頑張らなきゃね。

こうやって私達の休日は始まる。

ソラを飛んだドイツパン

ドイツのアーヘンという小さな街で仕事をして1ヶ月。
1人ぐらしには慣れているし、ドイツにいることは真新しくて
とても楽しいはずなのに少し物足りない気がする。
何故ってあなたがいないから。
離れると仕方ないと思えたり、でも会いたいの繰り返し。

そんなことに気づきはじめた頃、仕事もやっと終盤になる。
旅立つ朝、いつものパン屋さんに走る。
教会の近くの少し大きな通りの小さなパン屋さん。
ドイツ語しか通じないその店で、ドイツ語を全く話せない私が
焼きたての香りに惹かれてパンを買い続けたお店。

「Morgen!」


パンパンになったトランクを車に乗せてデュッセルまで1時間。
パリを経由してあなたに会うまで10数時間。
いつものようにあなたに会う。
大きなパンとワインで再会のお祝い。
私が運んできたパンは、パン以外の何者でもないけれど
ソラを飛んだパンはとても誇らしげにいい香りを放つ。

ヨカッタネ。

あなたを運んできて、私も良かった。

あなたの作るオムライス

学生時代に付き合っていた彼からメールが来た。
会社の同僚と結婚するという。

「会った回数は少なかったはずなのにどこへ行って何をしたとかは
すぐに思い出せる。なんでやろね・・・。」

まるで私の心を読むかのように。

食べ歩くのが大好きな2人で行きたいところは
もっともっとあったけれど、
京都のオムライス屋さんでアルバイトをしていた
彼の作るオムライスをもう一度食べたかった。
・・・ううん、あなたが作る姿を見たかったんだと思う。

でも、もうそれを見ることは二度とないんだと思うことが
何とも言えず寂しかった。
もう好きじゃないはずなのに。

「カリンは俺の良き理解者でした。ありがとう。」

こちらこそ、そっくりそのまま、ありがとう。

やっと心からオメデトウと思えた。

「Spanish Style Restaurant Tapas」のかぼちゃのニョッキ

残業もたっぷりの金曜の夜。

私はウタダじゃないからタクシーには簡単に乗れないけれど、
急いで目指すは、やはり君。

おシャレなところは苦手な彼も
賑わった雰囲気のお店なら平気みたい。
三宮駅から少し歩いた「Spanish Style Restaurant Tapas」。

お店に入った途端にラストオーダーで焦ったけど
サングリアと「かぼちゃのニョッキ」をシェアしながら
明日の予定を立てた。

「Contents Label CAFE」のトマトと茄子のパスタ

京都の「BEIGE」で買った赤いTシャツ。
そしてブルーグリーンのアジアなロングスカート。

今日は仕事が早く終わった。
彼が車で家まで迎えに来てくれる。

LOMO好きな人達の集まりがあるからと誘った
本町の「Contents Label CAFE」。

紺色の可愛いTシャツを着た彼も、
トマトソースのパスタで赤く染まっていた。

明日もきっといい1日。

はじまりの「カンテ・グランデ」

初夏。

みんながこぞって買ったハナコのカフェブックでも
大きくとりあげられていた「あの」カンテに彼を連れて行った。
入り口への緑がキラキラ、猫ちゃんの置物はニヤリ。

まだ手に入れて新しいトイカメラ、LOMOのファインダー越し。
はにかむあなたは、いくつも年上なのにとても初々しくて
ちょっと不可思議。

ミルクたっぷりのチャイ。
お砂糖をたっぷり入れてみた。

はじまり、はじまり。